Apple製品向けアクセサリのブランドSODIから発売されている、「Apple Vision Pro用ヘッドストラップ」をレビューします。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
メーカー公式サイトの製品詳細ページ:SODI Head Strap for Apple Vision Pro
▲ Apple Vision Proに付属の、純正のソロニットバンドまたはデュアルループバンドを取り外して、かわりに取り付けて使うバンドです。
重さはソロニットバンド(M)が57g、デュアルループバンドド(M)が39gなのに対し、SODIのヘッドストラップは287gです。
▲ 後頭部用のクッションが外されて、折りたたまれた状態で出荷されています。
▲ 後頭部のフォームクッションは、ツメを差し込んでスライドさせると取り付けられます。
取り付け位置は、3段階の高さに調節できます。
▲ Apple Vision Proから電源ケーブルを取り外して、オーディオストラップの後ろからスライドさせて取り付けます。
摩擦力だけで固定されます。
▲ 電源ケーブルを取り付け直すには、写真のようにパーツの隙間を通すと、接続しやすいです。
▲ Apple Vision Proに取り付けたところ。
ホワイトを基調としたすっきりとしてデザインで、本体ともマッチしてかっこいいです。
▲ メタリックな円盤のある部分は、ヒンジで角度調節ができます。
頭頂部と後頭部のバンドは、長さを調節できます。
後頭部に当たるクッションも、高さを変えられます。
この多彩な調節機能により、自分にフィットするサイズにできます。
また着脱や調節がしやすい仕掛けも用意されています。
▲ 後頭部のバンドは、ダイヤルを回すとキリキリと締まっていきます。
Apple Vision Proを身につけたら、このダイヤルで締めることで、顔にしっかり固定されます。
外す時には、ブランド名が書かれた中央のボタンを押すと、ロックが解除されます。
▲ 頭頂部のバンドも、ダイヤルを回すことで、長さが調節されます。
ここは一度フィットするサイズに合わせたら、毎回調節する必要はありません。
▲ ふたつのバンドは、かなり広い範囲で長さ調節できます。
さまざまな頭の大きさ・形状に対応できそうです。
▲ ただし額に当たるバンドは、あまり柔軟性がなくて、この製品の難しい部分です。
ライトシーリングと干渉したりして、位置を合わせにくいです。
▲ 内側を見るとこのようになっています。
頭に接する部分は、すべて黒いクッション材になっています。
ヘッドフォンのイヤーパッドのような、ふわふわの質感です。
▲ 純正のバンドと違い、硬質素材で形が定まっているので、ヘルメットを被るような感覚で頭に載せられます。
装着がしやすく、ふたつのダイヤルでフィット感の調節もしやすいです。
支える部分が多くて安定しており、軽く感じます。
長い時間つかっても疲れにくいです。
▲ 後頭部のバンドは、純正バンドよりも硬くて厚みもあります。
寝ながら使ったり、ヘッドレストがあるような背もたれの高い椅子にもたれるのには適しません。
▲ サイズが大きいので、Apple Vision Proから取り外しても、純正トラベルケースには収納できません。
コンパクトなBelkin Travel Bagにも、同じく収まりません。
まとめ
額、頭頂部、後頭部の3か所で支えるヘッドストラップです。
帽子やヘルメットを被るように簡単に装着できます。
ダイヤル式の調節機能でフィットさせやすく、安定感があり軽く感じます。
着脱しやすいので、ゲストユーザとして人に体験させる際にも便利です。
映画鑑賞や仕事に活用している、Apple Vision Proを長時間装着するヘビーユーザーに特におすすめです。
SODI Apple Vision Pro用 ヘッドストラップは、Amazonで販売中です。
価格は税込5,980円です。
販売ページ:Amazon.co.jp