あなたはiPhoneのMagSafe(マグセーフ)機能を使っていますか?
MagSafeは、iPhoneを持っているなら活用しないともったいない、とても便利なシステムです。
この記事では、MagSafeをこれから使ってみたいと思っている方に向けて、使い方やおすすめの製品を紹介します。
※ 紹介している一部の製品はCASETiFY社より貸与されたものを使用しています。
MagSafeってどんなことができる? メリットは
MagSafeは、iPhoneの背中にピタッとくっつくマグネット(磁石)のシステムです。
ワイヤレス充電やアクセサリの装着がとても簡単にできます。
たとえば以下のような使い方ができます。
- ワイヤレス充電器:iPhoneをくっつけるだけ・置くだけで充電できる
- カードケース:iPhoneとカードを一緒に持ち歩けて、お財布いらず
- スタンド:動画を見たり、撮影するのに便利
MagSafeのメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 磁石の力でくっつけるだけ。ケーブルを接続したり、固定する手間がかからない
- 取り付けも取り外しもカンタン
- いろんなアイテムが充実していて、選ぶのも楽しい!
MagSafeが使えるiPhoneはどれ?
iPhone 12、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15、iPhone 16シリーズが、MagSafeに対応しています。
それぞれのmini、Plus、Pro、Pro Maxモデルも同じく、MagSafeが使えます。
ただしiPhone 16eは、MagSafeに対応していません。
iPhone SEシリーズも対応していません。
自分のiPhoneの種類がわからない方は、Apple公式サイトの「iPhoneのモデルを識別する 」ページを参照してください。
MagSafeに対応していないiPhoneでも、市販のメタルリングをiPhoneやケースに貼ることで、MagSafeアクセサリをくっつけられるようになります。
おすすめのMagSafeアクセサリ。人気商品はコレ
MagSafe充電器(ケーブルタイプ)
iPhoneに充電ケーブルを挿すかわりに、背面に丸いパッドをピタッとくっつけて充電できます。
Appleが発売している「MagSafe充電器」(6,480円〜)なら、最大30Wでの高速なワイヤレス充電にも対応しています。
(30Wで充電できるのは対応モデルのみ)。
Apple以外のメーカーからも、さまざまなデザインのものが発売されています。
充電スタンド
机の上や寝室で、据え置きで使うのに便利なのが、スタンド型のMagSafe充電器です。
iPhoneを置くだけで、充電ができます。
iPhoneを横向きに取り付けると、時計やカレンダー、写真などを大きく表示してくれる「スタンバイ」という機能もあります。
AirPodsやApple Watchを一緒に充電できるタイプもあります。


関連記事:【レビュー】CASETiFY 2-in-1 充電スタンド(MagSafe対応iPhoneとAirPodsを同時ワイヤレス充電)
カードケース
iPhoneと一緒に、クレジットカードやICカードを持ち運べます。
「ウォレット」という商品名が使われていることが多いです。
カードが2枚以上入ったり、スタンド機能を搭載したものなど、種類が豊富です。


関連記事:【レビュー】ちいかわ iFace MagSynq カードウォレット(MagSafeカードケース)
スマホリング/グリップ
iPhoneを片手で持ちやすくするのが、スマホリング/グリップです。
以前は粘着パッドで貼り付けるタイプが主流でした。
いまはMagSafe対応で、磁力でくっつけるタイプが増えています。
いつでも簡単に取り外せるので、ワイヤレス充電などの邪魔にもなりません。
スタンドとしても使えるものが多いです。


関連記事:【レビュー】CASETiFY MagSafe対応 Snappy カードホルダースタンドとグリップスタンド
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーに、MagSafeの充電パッド機能を追加したものです。
iPhoneの後ろにくっつけるだけで充電できて、ケーブルを接続する手間がかかりません。
いちど使うと、ケーブルが必要なバッテリーには戻れない便利さです。
iPhoneケースを使う際の注意点
MagSafeを使いたいなら、ケース選びには注意が必要です。
ふつうのケースを使うと、磁力が弱まってしまい、アクセサリがしっかりくっつきません。
金属製のリングを内蔵した、MagSafe対応ケースを使う必要があります。
縦線のあるタイプと無いタイプがあるのは?
MagSafe対応ケースには、円形のリングだけ備えたものと、リングの下にラインがついたものがあります。
このラインは、カードケースやモバイルバッテリーなどの向きを、まっすぐに整えるためにあります。
磁力を強めて、外れにくくする効果もあります。
カードケースなどを使わないなら、円形だけのタイプでも問題ありません。
もっと詳しく知りたい人のための補足情報
MagSafe登場の背景
iPhone用の「MagSafe」は、2020年に発売されたiPhone 12シリーズで初めて登場しました。
それまでのワイヤレス充電では、デバイスを置く位置が少しズレると、充電が止まってしまうことがありました。
しかし、MagSafeなら磁石の力で正しい位置に導かれ、しっかり固定されるので、この問題を解決できます。
さらに、iPhoneのワイヤレス充電速度も向上しました。
一般的なQi規格のワイヤレス充電器では最大7.5Wまでしか対応していませんでしたが、MagSafeなら最大15Wで充電可能になりました(現在は最大30W) 。
より速く、簡単に、安定したワイヤレス充電ができるようになりました。
また、MagSafeは充電だけでなく、カードケースや車載ホルダーなどのアクセサリを装着するのにも活用されています。
Qi2ってなに? MagSafeとの違いは?
最近「Qi2(チー・ツー)」という新しいワイヤレス充電規格が登場しました。
実はQi2は、AppleのMagSafeの技術が基になっています。
MagSafeはAppleが商標をもつ独自の規格ですが、Qi2は業界標準の規格となっていて、Androidスマホにも採用されています。
Qi2はMagSafeと互換性があり、まったく同じように使うことができます。
iPhone用とは違う、MacBookのMagSafe
実は「MagSafe」という名前は、iPhoneだけでなく、Appleのノートパソコン「MacBook」にも使われています。
MacBookのMagSafeは、充電ケーブルの端子部分に磁石が入っており、誤ってケーブルを引っ張ってしまってもすぐに外れる仕掛けです。
これにより、MacBookが机から落ちるのを防ぐことができます。
iPhoneのMagSafeとMacBookのMagSafeは、どちらも磁石を使った便利な仕組みですが、 iPhoneのMagSafeは「ワイヤレス充電&アクセサリ装着」、MacBookのMagSafeは「安全な充電ケーブル」 という違いがあります。
まとめ
MagSafeは、iPhoneをもっと便利にするシステムです。
ピタッとくっつく充電器やアクセサリで、毎日が快適になります!
まだ使ったことがない!という人は、ぜひMagSafeデビューしてみてください。