「Tech21 FlexQuartz for iPhone 16 Pro (MagSafe対応)」をレビューします。
iPhone 16 Pro用の、耐衝撃性に優れたクリアケースです。
MagSafeシステム対応のメタルリングを内蔵しています。
同じ仕様で、iPhone 16用と16 Plus用、16 Pro Max用もあります。
Apple Storeで販売されています。

▲ Tech21は、英国の耐衝撃ケースのブランドです。
長くApple Storeで取り扱われていて、私が信頼をおいているメーカーのひとつです。
この「FlexQuartz」は、メーカー独自の衝撃吸収材「FlexShock」を採用しています。
軍規格の15倍の落下試験をクリアし、高さ4.9mからの落下の衝撃にも耐えるとされています。

▲ 構造としては、側面がTPUで背面がポリカーボネートの、一般的なハイブリッドケースと同じです。
ケースの重さは40gです。
iPhone 16 Pro本体と合わせると240gになります。

▲ MagSafe用のメタルリングは、内側から埋め込まれています。

▲ iPhoneを押し込んで装着します。
側面のカメラコントロール部分が切り開かれているので、柔軟性があり着脱しやすいです。

▲ iPhone 16 Proのホワイトチタニウムモデルに装着したところ。
耐衝撃性の高い防護ケースとしては珍しく、側面も透明度の高いクリア素材で、本体がきれいに透けて見えます。
黄ばみ・変色しにくい、耐UV剤が使われています。
「独自の生分解性添加剤」を採用し、ほかのプラスチックよりも短期間で分解されます。
パッケージも100%再生素材で、製品全体で環境に配慮されています。

▲ MagSafe用のメタルリングは、メタリックな光沢があります。
メタルリングの色が異なる、ブルー、パープル、ゴールド、グレイの、4色のカラーバリエーションです。

▲ 側面にはある程度の厚みがあります。
iPhoneと接触する内側に、衝撃を吸収する凹凸のパターンが施されています。
4.9メートルの高さからの落下にも耐えられるとのことで、安心感があります。
iPhoneと密着して「にじみ」が発生するのを防ぐ、ドット加工も施されています。

▲ 突き出たカメラレンズを守れる高さに、枠が縁取りされています。

▲ 前面のガラスも守れるように、エッジが高くなっています。
開口部は広く、画面操作を妨げません。

▲ アクションボタンとサイドボタンは、TPU素材で覆われています。
柔らかく快適に操作できます。

▲ 反対側のサイドボタンも同じで、押しやすいです。
覆われたボタン類は、ケースの側面と同じ高さに仕上げられています。
カメラコントロール部分は切り開かれています。

▲ カメラコントロールまわりは、十分なゆとりをもって開けられています。
押し込む操作も、スライドする操作もしやすいです。

▲ USB-C端子の開口部も、若干の余裕があります。
左右のスピーカー/マイク部分は、ストラップを取り付けられるようになっています。

▲ 同じメーカーのハンドストラップ「Tech21 Lanyard」を取り付けてみます。
このストラップも、Appleで取り扱っています。
多くのiPhoneケースのストラップホールは、穴が小さくて紐を通しにくいです。
スピーカー/マイク穴を利用したこのケースは、紐を通しやすくて、ストレスを感じません。

▲ 「Tech21 Lanyard」を取り付けたところ。
左右の穴を利用して、2点吊りのスマホショルダーなども取り付けられます。

▲ MagSafeアクセサリに対応する、メタルリングを搭載しています。
MagSafe充電器やカードウォレットなどが、しっかり吸着します。
リングで一部が隠れてしまうけれど、カードやステッカーを中に挟んで楽しむこともできます。
まとめ

高い耐衝撃性能を備えたクリアケースです。
すこし厚みがあるけれど、丸みのある形状と、すべりにくい素材により持ちやすいです。
各種ボタンも持ちやすく、MagSafeにも対応しており、使い勝手も良いです。
ストラップ紐を通しやすい点でも、かなり気に入りました。
iPhone 16/16 Proシリーズ用の「Tech21 FlexQuartz」はApple公式サイトで販売中です。
価格は税込各8,800円です。

