AirTagがいつの間にか値上げされていることに気がつきました。
2021年4月にリリースされたときは、以下の価格でした。
- 1個入り:税込3,800円
- 4個入り:税込12,800円(1個あたり3,200円)
2022年7月のApple製品の価格改定の際には、以下のようになりました。
- 1個入り:税込 4,780円
- 4個入り:税込 15,980円(1個あたり3,995円)
それがいつの間にか、
- 1個:税込4,980円
- 4個入り:税込16,980円(1個あたり4,245円)
になっていたのです。
どうやら2023年9月のiPhone 15発表の時に、どさくさに紛れて変わっていたようです。
発売当初と比べると、3割も高くなってしまいました。
米国本国では発売当初から、1個入り29ドル、4個入り99ドルのまま、ずっと変わっていません。
為替相場を反映した価格改定にしては、AirTagだけ極端に高いようです。
現在のAppleの日本での販売価格(消費税込み)は、だいたい1ドル150円〜160円のレートになっています。
しかしAirTagの2製品は、1ドル約171円で計算されています。
「AirTag 4個入り」と同じ99ドルの、HomePod miniやブレイデッドソロループは、14,800円で購入できるのです。
どうして日本のAirTagだけ、こんなに高いのでしょう?
これは私の想像ですが、日本独自の初売りセールで提供される分が、価格に反映されているのではないでしょうか。
対象のiPhoneを買うと、干支がデザインされた特別なAirTagがもらえるのは、日本だけで実施されている企画です。
2022年にスタートして、今年で3年になります。
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配布する個数は毎年増えています。
2022年の2万個、23年の3万個、24年の5万個で、これまでに合計10万個も配布されています。
この無料分の原資とするために、日本のAirTagは高いのかもしれません。
AirTagの販売ページ:AirTagを購入 – Apple