Insta360から発売されている「マグネット式自撮り棒ホルスター」をレビューします。
同社のカメラ用自撮り棒を、バックパックなどに取り付けられるオプション品です。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
Insta360のアクションカメラにあると便利なのが、自撮り棒です。
特に360度カメラXシリーズでは、「見えない自撮り棒」として機能する必須アイテムとなっています。
この記事で紹介する「マグネット式自撮り棒ホルスター」は、自撮り棒を取り付けたカメラを、バックパックなどに取り付けられるオプション品です。
必要なときにサッと取り外して撮影できます。
取り付けたままハンズフリーで、一人称視点での動画撮影もできます。
▲ ホルスター本体と、自撮り棒に取り付ける「クイックリリース」、L型レンチ、説明書のセットです。
レンチの使い道はわかりませんでした。
▲ ホルスターは前後2枚合わせの構造で、バックパックのストラップを挟むように取り付けます。
ネジが一体化していて、紛失の心配がなく使いやすいです。
▲ 自撮り棒を取り付けるホルダー部分は、90度回転できます。
こうすることで、ウエストバッグのような横向きのバンド・ストラップにも利用できます。
▲ 「クイックリリース」はInsta360ブランドの自撮り棒に、三脚ネジで取り付けます。
自撮り棒は120cm以下のタイプが推奨されています。
ここでは「114cm 見えない自撮り棒」を使用しています。
私が愛用している、自撮り棒と三脚が一体化した「見えない自撮り棒 + 三脚」にも対応しています。
重さのためなのか、長さ3メートルの「超長い自撮り棒」には非対応とされています。
関連記事：【レビュー】Insta360「超長い自撮り棒」を360度カメラX4とiPhoneで使う
▲ 自撮り棒に取り付けたクイックリリースの先に、カメラを取り付けます。
ここではInsta360 X4を使用しています。
クイックリリースの上部にある、円盤型の「調整ノブ」を使って、カメラレンズの方向を調節できます。
▲ ホルスターをバッグのショルダーストラップに取り付けます。
圧縮後の厚さが8mm以内、幅が65mm以内になるストラップに取り付けれます。
このIncaseのバックパックはギリギリで、むりやり取り付けるような形になりました。
▲ 左右のネジをバランスよく締めたら完成です。
大きなノブで、指で簡単に締めたり緩めたりできます。
内側に滑り止め加工が施されていて、ズレる心配はありません。
▲ ホルスターの内側に、クイックリリースのパーツを噛ませるよにして取り付けます。
表向きでも、裏向きでも取り付けられます。
▲ マグネットとツメにより、自撮り棒がカチッと固定されます。
▲ 自撮り棒の重量が、スタビライザーのように働いて、安定しています。
バックパックに取り付けたまま、ハンズフリーで一人称視点のVlogなどの動画撮影もできます。
▲ 自撮り棒を握って反時計回りに45度ぐらいひねると、ロックが解除されて、ホルスターから外せます。
仕掛けを観察してみると、クリックリリースのパーツは、円筒を重ねた二重構造になっていました。
自撮り棒を捻ることで、内側のパーツが回転し、連動してシルバーに見えているパーツがスライドします。
このパーツが、ホルスターのツメを押し上げて、ロックが解除されます。
▲ 自撮り棒を取り付けずに使おうとすると、バランスが悪くて、揺れたり傾いたりしやすいです。
またホルスターからカメラを取り外すこともできません。
▲ 三脚対応のホルダーを使えば、iPhoneで利用することもできます。
写真は「JOBY GripTight GorillaPod for MagSafe」のホルダーを使って、iPhoneを取り付けたところです。
MagSafeの磁力だけで取り付けるタイプは、体が触れてiPhoneが外れる可能性があるのでおすすめしません。
まとめ
Insta360のカメラ+自撮り棒を、バッグに取り付けられるグッズです。
簡単に取り外すことができ、取り付けたまま撮影もできるので、撮影チャンスを逃しません。
捻るだけでロック解除される仕掛けには感心させられました。
汎用の三脚ネジで取り付けるので、他社製のアクセサリにも利用できます。
「Insta360 マグネット式自撮り棒ホルスター」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込8,740円です。