Apple Arcadeで配信されているゲーム「Mini Metro+」をレビューします。
地下鉄の路線を引く、交通シミュレーションゲームです。
同じ開発元のDinosaur Polo ClubがApp Storeで販売しているゲーム「ミニメトロ」の、Apple Arcade版です。
オリジナルの「ミニメトロ」は、2016年のApp Storeの「今年のベスト」にも選出されています。
Nintendo SwitchやSteamなどでもリリースされています。
Apple Arcade版の「Mini Metro+」は、2021年4月からスタートした、過去の名作をApple Arcadeで配信する「App Store グレイツ」シリーズの第1弾に含まれていました。
オリジナル版とApple Arcade版で、ゲーム内容に違いはありません。
どんなゲーム？
パズルゲームのような感覚の、都市交通シミュレーションです。
ステージクリアの概念はありません。
ゲームオーバーになるまで、できるだけ広く・長く発展させて、多くの乗客を運ぶのを目指します。
中が白い○△□で表現されているのが、駅です。
小さな黒い●▲■は、同じ形の駅に行きたい乗客です。
乗車を待つ客が駅にどんどん増えていくので、ひとつの駅から乗客があふれてパンクすると、ゲームオーバーです。
ゲームの流れは、駅が増える → 線路で繋ぐ → 駅が増える → 線路で繋ぐ の繰り返しです。
ゲーム内で時間が経過すると、1週間おきに「車両」「路線」「トンネル／橋」「乗り換え駅」「新幹線」といったアイテムが提供され、輸送力を上げられます。
実在する世界の都市が、ゲームのステージです。
東京や大阪もあります。
条件を満たしてクリアすると、新しい都市がアンロックされていきます。
1ゲームの所要時間は5〜10分程度です。
ゲームには4つのモードがあります。
- ノーマル
- エクストリーム：引いた路線は変更できない、高難易度モード
- エンドレス：ゲームオーバーがなく無限に遊べる
- クリエイティブ：マップ上に好きなように駅や路線を配置できる
デイリーチャレンジもあります。
Game Center経由で、世界ランキング内の自分の位置がわかるので、やりがいがあります。
美しいグラフィックの、ハマるゲーム
駅も路線も、ミニマルな図形で描かれています。
シンプルで洒落たデザインの画面だけれど、遊んでみると楽しくてハマります。
サウンドも気持ちいいです。
自由度が高く、どんなふうに路線を引くかは、気分によって変えられます。
放射状にするか、環状線にするか、それともめちゃくちゃ入り組んだようにするか、正解はありません。
運んだ乗客の人数が、点数にあたります。
先のステージをアンロックする条件として、200〜500の乗客を運ぶのが課せられているので、そのあたりが目標となるでしょう。
筆者の腕前では、500を越えれば満足、1000を越えられれば大成功です。
アチーブメントに、その都市で利用されている交通系カードの名前が付いているのが面白いです。
うまく回せていても、乗客は増え続けるので、必ず限界が訪れます。
ひとつの駅に乗客があふれはじめて、「やばい！」とあわてることになります。
混雑解消のために、車両や路線を工面する面白さもあります。
まとめ
パズル感覚で遊べる、鉄道シミュレーションゲームです。
ゲームとして面白いだけじゃなく、グラフィックもサウンドも美しくデザインされていて、App Storeの賞を受賞しているのも頷けます。
乗客があふれ始めるまでは、まったりとプレイできます。
たくさんのアチーブメントに、デイリーチャレンジもあり、遊びごたえ十分です。
「Mini Metro+」Apple Arcadeに加入すると遊べます。
iPhoneと、iPad、Macに対応しています。
ダウンロード：Mini Metro+アプリ – App Store
Apple Arcadeは、Appleが提供しているゲームのサブスクリプションサービスです。
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