【編集後記】「OS XはmacOSに名称変更」予想が的中

アップルのOS群

WWDC 2016で、Mac用OS「OS X」の名称を、「macOS」に変更するとが発表されました。
発表は、基調講演の開始後36分頃からです。

今年最初の編集後記で書いた予想が、ズバリ的中したことになります。

念のためですが、アップルのドキュメント内から「macOS」「MacOS」の記述が見つかり、噂になりはじめたのは、この記事のあとのことです。

15年使われた「X」をやめて、iOS、watchOS、tvOSという、“弟たち”と同じネーミングルールに統一されることになりました。
弟たちもはじめからこの名前だったわけではなく、それぞれが名前を変えられてきたのは、上記の予想記事に書きました。

アップルのOS群

WWDCでmacOSのあとに発表されたのが、ついにバージョン二桁に突入したiOS 10です。
OS X(オーエス・テン)とiOS 10(アイオーエス・テン)の混同を避けるために、このタイミングで名称変更されました。
ネコ科の動物から始まり、現在はカリフォルニアの地名から採用されている、コードネームで呼ばれる風習は残りましたね。
これは弟たちにはない、「OS X」「macOS」独自のものです。

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