ifeliブランドから発売されている、Apple Pencil用の「Tip Cover」をレビューします。
Apple Pencilのペン先にかぶせる、シリコーン製のカバーです。
「書き味」が変わるほか、画面とペン先がぶつかる「筆記音」を静める効果があります。
レビューにはメーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
▲ 「ifeli Tip Cover」には、通常版(ノーマル)と、ローフリクション版(低摩擦)の2種類があります。
通常版の方が滑りにくく、描く際に抵抗感があります。
ローフリクション版は、通常版より滑りやすく、ペンが滑らかに走ります。
ここではローフリクション版を主に使って解説します。
▲ ホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの4色セットです。
通常版もローフリクション版も同じです。
とても小さくて軽いので、無くさないように注意が必要です。
▲ Apple Pencilの第1世代にも第2世代にも対応しています。
Apple Pencilのペン先に、ググッと深くかぶせます。
被せただけで、しっかり固定されます。
勝手に取れてしまうことはありません。
外したいときには、簡単に外せます。
▲ 柔らかなシリコーン素材により、Apple Pencilの書き味が変わります。
ローフリクション版は、表面がサラサラに仕上げられていて、思っていた以上に滑らかに描けます。
▲ 被せていないときよりも、筆圧が必要になります。
通常のApple Pencilは、画面に触れている程度で描けます。
Tip Coverを被せた場合は、わずかにでも押し付けるように書かないと認識されません。
特に弱い線を描きたいときに、被せていないときと力加減が違うので、慣れが必要です。
ノーマル版は、シリコーン特有の滑りにくさを残した仕上げで、描く際に抵抗感があります。
iPad向けのスタイラスが出始めたころに一般的だった、ペン先が丸いゴム製のスタイラスに似た書き味です。
私はローフリクション版の方が圧倒的に使いやすく、ノーマル版は逆にストレスを感じました。
描いている手応えが感じたくて、ノーマル版が好みの方もいるかもしれません。
▲ Apple Pencilのペン先と、iPadのガラス画面がぶつかるときの、カツカツ、コツコツという音がしなくなります。
公共の静かな場所で、あの音が気になるときにも役立ちそうです。
ペン先とガラスのぶつかる衝撃を和らげるので、子供に使わせるときにも、安心感があります。
▲ 液晶保護フィルムとの相性は、フィルムの種類・質感によります。
アンチグレアフィルムで試してみたら、摩擦音が聞こえて、相性は良くなさそうでした。
▲ ホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの4色で、性能に違いはありません。
Apple Pencil本体と同色のホワイトが、目立ちにくいです。
ブラックは鉛筆の芯のように見えてユニークです。
▲ 小さなカバーなので邪魔にならず、付けていないときと同様に使えます。
Apple Pencilスタンドにもそのまま立てられます。
▲ 長さが1ミリほど増すので、Apple純正Apple Pencilケースのような、ぴったりサイズの収納ケースには入りにくくなります。
第1世代用の純正ケースと、Catalyst Carry Case for Apple Pencilで試してみましたが、ちょっとキツくなるだけで、問題なく収納できました。
まとめ
Apple Pencilのペン先にかぶせる、ユニークな製品です。
簡単に装着できて、いつもと違う書き味を楽しめます。
被せていないときより筆圧が必要になりますが、書いているうちに慣れるでしょう。
コツコツというApple Pencil特有の筆記音がなくなり、画面への衝撃が和らげられるので、子供に扱わせるときなどにも安心感があります。
ローフリクション版の方が、滑りが良く描きやすいです。
純正の交換用ペン先よりも安いので、Apple Pencilのペン先が減りやすい方にもおすすめです。
ifeli Tip Coverは、Amazon.co.jpで購入できます。
価格は税込799円・849円です。
- 通常版:Apple Pencil Tip Cover
- ローフリクション版:Apple Pencil Tip Cover (low fricton)