厚生労働省がiOS/Androidアプリケーション「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を配信開始しています。
新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けられるアプリケーションです。
AppleとGoogleが協力して開発・提供しているAPIが使われています。
iPhone/Android端末の間でBluetoothを使い、ユーザー同士の接触履歴が、プライバシーに配慮した形で記録されます。
新型コロナウイルス感染症の陽性と判明したユーザーと、濃厚接触した履歴がある場合は、通知が届き、どうすべきかが案内されます。
自分が陽性者となった場合は、任意でアプリから登録します。
公開から1か月間は試用版(プレビュー版)として提供されます。
利用状況を参考に、デザイン・機能をアップデート予定とのこと。
アプリケーションは無料でダウンロード・利用できます。
iPhone版:新型コロナウイルス接触確認アプリ
Android版:新型コロナウイルス接触確認アプリ
公式サイト
ニュース解説
iOS版はiPhone専用です。
iPadとiPod touchには対応していません。
「COVID-19 Contact-Confirming Application」を略して「COCOA」(ココア)という愛称が付けられています。
4月にAppleとGoogleの協業が発表されたAPIを使った、日本向けアプリです。
各国で独自にアプリが開発されています。
関連記事:【ニュース】AppleとGoogleが、新型コロナウイルス対策の協力を発表。感染者との濃厚接触を、iPhone/AndroidのBluetoothで検出・追跡
iPhoneの場合はiOS 13.5以降が必要になります。
iOS 13.5以降にアップデートすることで、「公的保健機関から提供される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)接触追跡Appに対応する接触通知API」がインストールされます。
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