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【詳細レビュー】Outfit Frame3 for iPhone 4

このページでは、iPhone 4の側面を保護するフレーム型ケース「Outfit Frame3 for iPhone 4」をご紹介します。

概要

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「Outfit Frame3 for iPhone 4」は、iPhone 4の側面を保護するフレーム型のケースです。
3つのパーツに分かれたポリカーボネート素材のフレームを組み合わせて、iPhoneに装着します。

2010年7月に、SoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)から発売されました。
米Griffin Technologyの製品です。
輸入販売元の製品詳細:SoftBank SELECTION Outfit Frame3 for iPhone 4 SB-IA02-HCPN

使用方法と使用感

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Apple iPhone 4 Bumper」に似た形状の、フレーム部分のみのケースです。

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3つのパーツに分かれていて、順番にiPhoneに装着することで、iPhoneのステンレス製フレームをぐるりとカバーできます。
このページでは便宜上、各パーツを「上パーツ」「中央パーツ」「下パーツ」と呼ぶことにします。
装着・取り外し手順の動画も載せます。

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最初に、大きな部品「中央パーツ」をiPhoneに被せます。

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フレームの中に、iPhoneがパチンと収まります。

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次に、「上パーツ」と「下パーツ」を装着します。

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上パーツ・下パーツの突起を、中央パーツに差し込みます。

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スライドさせて差し込んだだけでは、完全にはハマりません。
軽く抑えると、パチッと部品同士がハマり、しっかり装着されます。

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iPhone 4に装着したところ。
ツヤツヤの質感とシャープなラインが、iPhone 4にマッチしています。
背面もカバーするケースとは異なり、高級感を漂わせるガラスの質感が損なわれないのもいいです。

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オモテ側も大きく開いているので、ホームボタンとタッチスクリーンの操作を妨げません。
前面・背面ともに、iPhone本体のガラス面よりもパーツが出っ張っています。
デスク等に置いたときに、iPhoneのガラスが設置面に直接触れるのを防げます。

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各パーツの接合部分は、斜めにカットされています。
単純に三分割するのではなく、組み上がったときのデザインにも気を配って設計されています。
中央パーツの側面には、ヘアラインの仕上げが施されています。

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マナーモードスイッチとボリュームボタンの開口部。
ボリュームボタンは、穴の中のボタンを押すことになり、裸の状態よりも押しにくいです。

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スリープスイッチもボリュームボタン同様に、穴の中に落ちくぼんだボタンを押すことになります。
個人差があるかもしれませんが、ボタンは指先を差し込むようにしなくても、指の腹でも押すことができます。

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ヘッドホンジャックと上部マイクの開口部。
ゆったり大きく開いているように見えますが、ヘッドホンジャックに対して開口が対称ではなく、接続できるのはiPhoneに付属する純正イヤホンでギリギリです。
大きなプラグのヘッドホン「ATH-A900」を無理矢理接続すると、パーツの噛み合わせが開いてしまいます。

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底部のDockコネクタと、左右のスピーカー、マイクの開口部はつながっています。
AppleコンポジットAVケーブル」の大きなDockコネクタ端子は、やはり接続するとパーツの噛み合わせが開いてしまいます。

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iPhone 3G/3GS用のケースの中には、下部のパーツだけを外してDockに接続できるものがありましたが、この「Outfit Frame3」には、そのような仕掛けは用意されていません。
下パーツのみを外しても、中央パーツが邪魔になり「Apple iPhone 4 Dock」には接続できません。
Apple Universal Dock」には「Universal Dock アダプタ」を外した状態で接続できます。

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iPhoneから取り外すときには、上パーツ・下パーツを、側面方向へひっぱるようにすると(写真の矢印方向)、簡単に外れます。
上下のパーツを上・下にひっぱっても外れにくい設計になっています。

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形状も価格帯も似ている製品「Apple iPhone 4 Bumper」と比較すると、この「Outfit Frame3」は、

  • ゴムを使っていないので、ポケットへの出し入れがしやすい。
    • 「Bumper」はゴムを使用し、滑りにくい。
  • ボリュームボタン、スリープスイッチが押しにくい。
    • 「Bumper」は金属のボタンパーツを配し、押しやすい。
  • デスク等に置いたときの設置面がポリカーボネートなので、傷がつきやすい。
    • 「Bumper」はゴムなので傷が入らない。

厚みは「Outfit Frame3」の方が、若干厚いです。
「Bumper」はゴムの部分にホコリが付きやすいという特性もあります。

まとめ

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3つのパーツを組み合わせると、iPhoneをぐるりとカバーするフレームになる、面白い仕掛けのケースです。
パーツは三分割されているものの、噛み合わせの精度が高く、手に握っても部品の隙間や段差を感じません。
ツヤツヤのブラックの質感は、iPhone 4に良く似合います。
裸のiPhone 4と比較すると、プラスチックの質感で安っぽくなるのは否めないので、ほかの表面仕上げや素材でも見てみたいと思いました。

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ここが良い!

  1. iPhoneのガラス面を活かして、ステンレスのフレームをカバーする、バンパー型の形状。
  2. 3つのパーツを組み合わせて装着する仕掛け。
  3. デザインにも気を配った設計。
  4. 精度が高く、手に触れてもパーツの分割を感じさせない。
  5. iPhone 4に似合う、ツヤツヤの質感とシャープなライン。
  6. 表裏どちらに置いても、iPhoneのガラス面がデスクに接触するのを防げる。
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ここはいまひとつ

  1. 裸のiPhoneと比較し、各ボタンが操作しにくくなる。

「Outfit Frame3 for iPhone 4」の購入は

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「Outfit Frame3 for iPhone 4」は、以下のショップで販売されています。
価格は税込2,980円です。


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