ベルキンの「PowerHouse Charge Dock for Apple Watch + iPhone」をレビューします。
iPhoneとApple Watchを同時充電できる、一体型のドックです。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
▲ ベルキンからは、同じ機能の製品「Valet Charge Dock for Apple Watch + iPhone」が先に発売されています。
「Valet Charge Dock」(写真右)はApple Store限定販売なのに対し、新しい「PowerHouse」(写真左)は量販店などで購入できます。
価格も安価になり、普及モデル・廉価版といった位置づけになるでしょう。
▲ ドック本体と、専用のACアダプタがセットになっています。
▲ ベースは白いプラスチックで、iPhoneの触れる部分にはグレーのラバー素材が貼られています。
iPad用Smart Keyboardなどに採用されている、チャコールグレーに近い色合いです。
▲ iPhone用ドックの横に、Apple Watch用の磁気充電端子が突き出た構造です。
サードパーティー製のApple Watch用充電スタンドは、Apple Watch用の磁気充電ケーブルを組み込んで使うものがほとんどです。
ベルキンの製品は、磁気充電端子が内蔵されており、別途ケーブルは必要ありません。
Apple認定の「Made for Apple Watch」マークを取得しています。
▲ 背面の穴に、ACアダプタを接続して使用します。
充電専用で、パソコンと接続してデータ同期することはできません。
ACアダプタのケーブル長は1.2メートルです。
▲ 「Made for iPhone」マークを取得した、iPhone用のLightning端子を内蔵しています。
端子は前後に稼働し、上下にも動きます。
▲ 背面のダイヤルを回すと、端子が上下に動きます。
▲ 端子を長く引き出すことで、ある程度厚みのあるiPhoneケースでも、装着したまま使用できます。
▲ iPhone 6sを接続したところ。
Lightning端子からの出力は2.4Aで、急速充電に対応しています。
▲ Lightning端子を搭載した、すべてのiPhoneに対応しています。
写真はiPhone SEを載せたところ。
▲ こちらはiPhone 6 Plus。
Plusサイズがはみ出さずに、ぴったり納まる大きさに設計されています。
▲ Lightning端子の可動・伸縮機構により、厚みのあるiPhoneケースも併用できます。
ただし、端子はApple純正ケーブルよりもやや太いこともあり、どんなケースでも使えるわけではありません。
写真は同じベルキン製の、LEGOブロックを貼れる公式iPhone 6/6sケース。
▲ iPhoneと同時に、Apple Watchも充電できます。
Apple Watchの充電端子は、出力1Aです。
Lightning端子の2.4Aと合わせて、ドックの合計出力は3.4Aです。
縦向きなので、ナイトスタンドモードには対応していません。
▲ Apple Watchに付属する磁気充電ケーブルを手で着脱するよりも、充電・取り外しがしやすく便利です。
▲ スポーツバンドを留めずに載せると、写真のようになります。
Apple Store限定版「Valet Charge Dock」との違い
▲ 最初に書いた通り、Apple Store限定販売の「Valet Charge Dock」と、機能的にはまったく同じです。
「Valet Charge Dock」はステンレスのような鏡面と、アルミのようなメタリックな仕上げで、高級感があります。
「Valet Charge Dock」には、金属製バンドの形を整えて見栄えよくする「バンドサポート」が付属しています。
「Valet Charge Dock」よりも、「PowerHouse」はベース部分が小さいです。
設置面積は小さくても、横に突き出た磁気充電端子があるため、必要なスペースはそれほど変わりません。
デスクの右端に、磁気充電端子がはみ出すように設置すれば、スペースは小さくなります。
「Valet Charge Dock」には、シルバーとローズゴールドの2色があります。
「PowerHouse」はホワイトの1色のみです。
価格は「Valet Charge Dock」が税込各16,178円(税別14,980円)、「PowerHouse」が税込12,398円(税別11,480円)です。
まとめ
iPhoneとApple Watchを、コンパクトなこれ1台で充電できます。
ホワイトを基調とした、すっきりしたデザインで、Apple製品にマッチします。
iPhone用ケースの愛用者としては、厚手のケースも装着したまま使えるのがうれしいです。
iPhoneもApple Watchも、載せるだけで充電できるので、ケーブルを接続する手間がかかりません。
充電は毎日のことなので、このドックで充電作業を効率化すると、長い目でみると大きな恩恵がありそうです。
書斎やベッドサイドに置いておきたい製品です。
「ベルキン PowerHouse Charge Dock for Apple Watch + iPhone」(F8J200QEWHT)は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込12,398円(税別11,480円)です。