【レビュー】iPhone 7ケース Spigenシンフィット360(エアーフィット360):ガラスフィルムも付属する、薄型全面保護ケース

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

SpigenのiPhone 7用ケース「シンフィット360(エアーフィット360)」をレビューします。
全体を保護できる、前後2枚合わせ構造のハードケースです。
画面表示部分に貼る、ガラスフィルムも2枚付属しています。
iPhone 7 Plus用も発売中です。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ この製品は「シンフィット360(エアーフィット360)」という、奇妙な名前で販売されています。
Spigenの製品はこれまでにも、商品名が固まっておらず「ブレる」ものがありました。
これはパッケージでは「Air Fit 360」となっています。
しかし納品書には「シンフィット360」と記載されるとのこと。
パッケージを「エアーフィット360」で製作したものの、商品名は最終的に「シンフィット360」に決まり、このような状態でリリースされたのかもしれません。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ケース本体と、専用設計のガラスフィルムのセットです。
ガラスフィルムは、同じものが2枚同梱されています。
フィルム貼り付け作業用の、クリーナーなども付属しています。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ケースは前後2枚合わせ構造です。
iPhoneを表裏から、挟むように装着します。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 前面パーツにiPhoneをはめ込んでから、背面カバーを被せます。
適当にはめ込むだけで、しっかり装着できます。
細かい位置調節など必要がなく、非常に簡単です。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ iPhone 7のブラックモデルに装着したところ。
全体にラバーコーティングが施されており、滑りにくく、握りやすいです。
コーティングは若干ベタベタした感触ですが、埃は付きにくいです。
このブラックのほかに、ホワイト、ローズゴールドの、計3色のカラーバリエーションが発売されています。
ホワイトはラバーコーティングではなく、ツヤツヤの光沢仕上げのようです。
パーツの接合部分は、iPhone本体の分割ラインに倣ったような形状です。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 前面も保護する2枚合わせ構造のケースとしては、薄型でスタイリッシュなデザインに仕上げられています。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ホームボタンは穴あけ処理されています。
ボタンが深くなりますが、広めに開けられているので、押しにくくはありません。
Touch IDやダブルタップ操作も、問題ありません。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 画面の上にある電話受話口と、FaceTimeカメラ、環境光センサー、近接センサーも、それぞれ穴あけ処理されています。
もちろん問題なく動作します。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 画面のまわりに段差があるので、画面上下からのコントロールセンター、通知センターの引き出しは、しにくくなります。
画面の外側の、ケースで保護された部分からスワイプしはじめるのがコツです。
付属のガラスフィルムを貼ると、段差が解消され、操作感が改善されます。
ガラスフィルムについては後述します。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 消音スイッチ部分は、切り替えやすいように大きく開けられています。
親指の腹でも切り替え操作ができます。
ボリュームボタンは、ケース一体型の可動式ボタンパーツで覆われています。
反対側のスリープボタンも同じ処理で、押しやすい構造です。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 背面は、突き出たカメラレンズを守れる厚みがあります。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ Lightning端子まわりは、広めに開けられています。
太めの端子のアクセサリも接続できます。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ Apple純正のLightningアダプタなど13種が、接続できるかチェックしました。
幅広で短い「Lightning – 30ピンアダプタ」(写真右上)以外は、すべて接続できました。

  • EarPods with Lightning Connector:OK
  • Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ:OK
  • Lightning – 30ピンアダプタ:×
  • Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):OK
  • Lightning – Micro USBアダプタ:OK
  • Lightning – Digital AVアダプタ:OK
  • Lightning – VGAアダプタ:OK
  • Lightning – USBカメラアダプタ:OK
  • Lightning – USB 3カメラアダプタ:OK
  • Lightning – SDカードカメラリーダー(旧):OK
  • Lightning – SDカードカメラリーダー(新):OK
  • Lightning – USB-Cケーブル:OK
  • iPhone Lightning Dock:OK

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ケースの背面内側には、凹みがあります。
これは同じメーカーのマグネット式車載ホルダー「エアーヴェント」の、金属プレートを貼るためのスペースです。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 金属プレートを仕込むことで、ケースの外観は変えずに、「エアーヴェント」のマグネットにピタッと吸着します。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ 付属のガラスフィルムについて。
同じメーカーのガラスフィルム「Glas.tR SLIM」を、画面表示部分のみの四角い形状にした、専用設計のものです。
同じものが2枚付属しています。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ケースを装着したままで、画面の開口部に合わせて貼り付けます。
位置がズレる心配がなく、簡単に貼り付けられます。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ガラスフィルムを貼ったところ。
これで「全体保護」の完成です。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ベゼル部分との段差も小さくなり、より操作しやすくなります。
ガラスフィルムの定番「Glas.t」シリーズと同じ素材なので、指滑りや発色の良さも折り紙つきです。

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

▲ ケースを外すと、画面表示部分に貼ったガラスフィルムが残ります。
ほかのケースに着せ替えても、それほど違和感がありません。
ただしエッジが尖っているので、画面外からのスワイプ操作などには、注意が必要です。

目次

まとめ

Spigenシンフィット360(エアーフィット360)iPhone 7ケース

画面も含めた全体を保護できる、安心感の高いケースです。
前面のベゼル部分もカバーされるので、iPhoneのガラスが割れる危険性を、大幅に軽減できそうです。
2枚合わせのケースとしては薄型・軽量で、デザインもスタイリッシュに仕上げられています。
デザインや操作性を損なわずに、全体を保護できる、完成度の高い製品です。

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