Apple Watch用の交換バンド「モダンバックル」をレビューします。
シンプルなデザインで、マグネットで簡単に着脱できる、独自構造のバンドです。
Apple Watch 38mmケース専用です。
42mmケース用はありません。
▲ 2015年のApple Watchの発売当初、モダンバックルは製造の難しさからか、出荷が遅れていました。
価格はやや高めということもあり、最もユーザの少ない「レア」なバンドです。
かつてのゴールド製のApple Watch Editionにも採用されていた、エレガントなデザインです。
バンド単品は、従来は税込27,864円(税別25,800円)でした。
2017年9月に、1万円値下げされて税込17,064円(税別15,800円)で買えるようになりました。
クラシックバックルやレザーループ、ミラネーゼループと同じ価格になっています。
▲ 2017年9月現在、ソフトピンク、ミッドナイトブルー、ブラウン、ブラックの、4色のカラーバリエーションです。
それぞれS、M、Lの3サイズがあり、腕の太さにより選べます。
ここではソフトピンクのLサイズを使用しています。
▲ 薄い板状の金具同士が、マグネットで吸着して留まる仕掛けです。
▲ バンドの革は、1803年に創業されたフランスの小さな革なめし工房で作られている、グラナダレザーとのこと。
薄いシンプルな革に見えますが、強度と耐伸張性を高めるための芯材が入っているそうです(とてもそうは見えません)。
この芯材は、火星探査車「マーズローバー」のエアバッグに使われているものと、同じ素材とのこと。
▲ バックルのパーツが、マグネットでピタッと吸着されます。
それと同時に、横の留め具がカチッとはまり、しっかり固定されます。
▲ ステンレス製のバックルが美しいデザインです。
バックル両サイドのボタンを押すと、ロックが外れて取り外せます。
▲ 片方のバックルは、位置を調節することができます。
ここで自分の腕の太さに合わせます。
ほかのバンドとちがい、15〜20mmの範囲でしか調節できません。
自分のサイズにあったバンドを選ぶ必要があります。
- S:手首の太さ135–150mm
- M:手首の太さ145–165mm
- L:手首の太さ160–180mm
▲ 身につけてみます。
いちど長さを決めると、あとは調節する必要がなく、マグネットで簡単に装着できます。
同じく本革製のバンド「クラシックバックル」と違い、革にステッチ(縫い目)が無いので、綺麗に見えます。
▲ 調節できる範囲が小さい分、穴が外側に現れにくい構造です。
最も長くした状態で、穴がひとつだけ露出します。
▲ Apple Watchの38mmケース用のみで、42mmケース用はありません。
42mmケースには、その代わりにレザーループがラインナップされています。
38mm用のバンドは、42mmに取り付けることもできます。
ただし幅が短いので、上の写真のようにラグ部分に段差ができます。
段差は目立たず、それほど違和感はありません。
▲ バックルは対称形なので、180度逆向きにしても固定されます。
使わないときには、写真のようにまとめると邪魔になりません。
まとめ
Apple Watchをエレガントな腕時計にしてくれる、ファッション性の高いバンドです。
マグネットを使ったバックルは、取り付け・取り外しが簡単で、見た目もすっきりしています。
スポーツ・エクササイズ向けに買ったApple Watchでも、バンドを変えるだけでフォーマルな場に身につけていけます。
価格も従来より手頃になり、ほかのレザー製バンドやミラネーゼループと同じになりました。
このバンドはユーザが少なく、ほかのひとと被りたない方にもおすすめです。
Apple Watch用バンド「モダンバックル」は、Apple公式サイトで販売中です。
価格は税込17,064円(税別15,800円)です。
販売ページ:Apple公式サイト