Spigenのワイヤレス充電器「F301W」をレビューします。
iPhone 8/8 PlusとiPhone Xにも対応する、Qi規格準拠の充電器です。
レビューにはメーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
▲ 充電パッド本体と、Micro USBケーブルのセットです。
電源アダプタは付属していないので、別途用意する必要があります。
▲ 充電器本体は、コースターのようなコンパクトサイズです。
全体がつや消しのマット仕上げです。
滑り止めのラバーが、リング状に貼られています。
▲ 裏面は光沢仕上げで、同じく滑り止めのラバー素材が貼られています。
▲ 充電器の背面に、付属のMicro USBケーブルを接続します。
ケーブル長は約1.5mあります。
端子のまわりが狭く、ほかのケーブルは流用できない可能性があります。
同じメーカーのワイヤレス充電器に付属する、2種類のケーブルを試したところ、使えませんでした。
電源アダプタは、5V/2A以上のものが推奨されています。
iPhoneに付属する「5W USB電源アダプタ」ような1Aタイプは、正しく動作しない可能性があるとのこと。
ここではiPadに付属していた、Apple製の「10W USB電源アダプタ」を使っています。
Quick Charge(QC)仕様の、9Vの電源アダプタにも対応し、対応デバイスを高速充電できます。
iPhoneが高速充電に対応するのは、年内に公開予定のソフトウェア・アップデートを待つ必要があります。
▲ iPhone 8を載せるだけで、充電が始まります。
充電器とiPhoneの、中央を合わせるように置きます。
▲ バッテリー残量ゼロの、シャットアウトした状態からでも充電できます。
0から100%充電されるまで、2時間50分ほどかかりました。
これは5W電源アダプタにLightningケーブルで接続(2時間20分)するよりも遅いです。
高速充電対応のアップデート後は、逆転する可能性があります。
▲ 充電状況を示すLEDランプが、側面に搭載されています。
上からだと見えない位置にあります。
▲ iPhoneにケースを付けたままでも充電できます。
Spigenネオ・ハイブリッド ヘリンボーン のような、ある程度の厚みのあるケースにも対応しています。
ケース着用時と裸の状態で、充電所要時間を比べてみましたが、はっきりとした差は確認できませんでした。
▲ 「Spigen F301W」にiPhoneを置いたままで、ホームボタンを上から押すと、シーソーのようにiPhoneが傾いてしまいます。
iPhoneの裏側に指を添える必要があります。
▲ iPhone 8に付属する「EarPods with Lightning Connector」で音楽を聴く場合、Lightningケーブルでの充電ができません。
「F301W」のようなワイヤレス充電器を使えば、充電しながら有線のイヤホン・ヘッドホンで音楽を聴けます。
▲ 同じSpigenから、もう1種の薄型ワイヤレス充電器「F302W」(写真右)が発売中です。
「F302W」は安価でより薄型ですが、出力が小さいです。
また天面に滑り止めが無いために、iPhoneにケースを付けていないと、滑り落ちて充電されていないことがありました。
このページでレビューした、上位モデルの「F301W」の方がおすすめです。
まとめ
コンパクトで場所をとらない、ワイヤレス充電器です。
付属のケーブルは1.5mあり、壁のコンセントと接続するのに十分な長さです。
ACアダプタは付属しないので、別途用意する必要があります。
充電状況を示すランプが見えにくいですが、あえて目立たないようにする配慮かもしれません。
シンプルで落ち着いたデザインで、SpigenのiPhoneケースにも似合う製品です。
Spigenワイヤレス充電器F301Wは、SpigenのAmazon店で販売されています。
価格は税込3,140円(記事投稿時)です。
販売ページ:Spigen JAPAN @ Amazon.co.jp
(記事投稿時は、Spigen公式ストアspigen.co.jpでは販売していません)