「Twelve South BookBook for iPhone X」をレビューします。
iPhone X用の、古びた洋書のような外観の手帳型ケースです。
「BookBook」はiPhone 4用から展開されているシリーズで、iPad用やMacBook用もあります。
現在のモデルは、カバーを取り外してシンプルなハードケースにすることもできます。
米Twelve Southの製品です。
▲ ポリカーボネート製ハードケースに、本革製のカバーを取り付けた構造です。
▲ iPhoneを固定するためのハードケースは、厚みがあり硬めです。
上側面も覆われた形状で、iPhoneの着脱はしにくいです。
消音スイッチと音量ボタンのある側から入れるといいでしょう。
▲ iPhone Xに装着したところ。
カバーの内側にはカードポケットを搭載しています。
ケースの重さは84gで、それほど重たくは感じません。
▲ 画面操作時は、カバーを背面に回すことができます。
しかし背表紙の厚みがあるため、片手では持ちにくいです。
底部は広く開けられているので、端子が太めのケーブルなども接続できます。
▲ カバーを閉じると、古びた手帳のようにしか見えない、独特の佇まいになります。
使い込んだようなダメージ加工が、全体に施されています。
カラーバリエーションは、このページで使っている「クラシックブラック」のほかに、もう1色「ヴィンテージブラウン」があります。
▲ 背表紙にあたる部分には、金の箔押し風のプリントが施されています。
▲ 背面はiPhoneのカメラレンズのために、角が切り取られた形状です。
「BookBook」シリーズの初期のモデルは、デザインを優先してカメラレンズ部分も覆われており、撮影時にはiPhoneをスライドさせる必要がありました。
▲ カードポケットには4枚のカードを収納できます。
手前の窓付きポケットは、指でカードを押し出せるように穴が開けられています。
しかしポケットの内側にカードが引っかかりやすく、取り出しにくい場合があります。
カードポケットの下には、紙幣などを収納できる大きなポケットもあります。
▲ カバーの中でハードケースをスライドさせると、カバーとハードケースを分離できます。
カバーを外せば、車載ホルダーなどに取り付けやすくなります。
カメラ撮影もしやすくなります。
▲ カバーとハードケースは、2段階にスライドするようになっています。
途中までスライドさせると、ケースとカバーが分離できます。
端までスライドさせると、半分だけが解放されて、スタンド機能を使えるようになります。
iPhoneを横向きに立てられて、動画視聴などに便利です。
▲ カバーを着脱できる仕掛けのために、背面はやや厚みがありますが、ワイヤレス充電も問題なく使用できます。
まとめ
「未来をその手に」のキャッチコピーが使われているiPhone Xを、使い古された昔の手帳のように変えてしまう、ユニークなケースです。
一般的な手帳型ケースと同様に、カードポケットを搭載し、スタンドとしても使えます。
カバーを取り外せる仕掛けがあり、車載ホルダーへ載せるときに役立ちます。
アンティーク雑貨のような風合いが美しく、眺めるのも楽しい製品です。
「Twelve South BookBook for iPhone X」は以下のオンライショップで購入できます。
価格は税込9,072円(税別8,400円)です。