新しいApple Pencil（第2世代）は、ペン軸をトントンとダブルタップすると、描画ツールを切り替える新機能を搭載しています。
デフォルトでは、使用中の描画ツール（ペン）と消しゴムが切り替わります。
ダブルタップしたときの動作を、設定で変更できます。
「設定」の中にある「Apple Pencil」で、以下の4種類の設定項目に切り替えられます。
この設定項目は、一度もApple Pencilを接続したことのないiPad Proには表示されていません。
- 現在使用中のツールと消しゴムの切り替え
- 現在使用中のツールと前回使用したツールの切り替え
- カラーパレットを表示
- オフ
ひとつずつ解説します。
1）現在使用中のツールと消しゴムの切り替え
鉛筆と消しゴム、マーカーと消しゴム、のように、最近使用した描画ツールと消しゴムが切り替わります。
2）現在使用中のツールと前回使用したツールの切り替え
鉛筆とマーカー、マーカーとペン、のように、最近使用した2種類のツールを切り替えます。
消しゴムを使った場合は、消しゴムも含まれます。
3）カラーパレットを表示
カラーパレットを表示して、すばやく色を変えられます。
4）オフ
機能が必要ない場合や、誤作動して邪魔に感じる場合に、ダブルタップしても反応しないようにできます。
この機能は、iOS標準の「メモ」アプリのスケッチのほかにも、対応するサードパーティー製アプリにも適用されます。
「Procreate」や「Clip Studio」などが対応しています。
▲ TopHatch社の「コンセプト」アプリのように、ダブルタップ時の動作をアプリ内で独自に設定できるものもあります。
公式サポート情報
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