11インチiPad Pro用の「Smart Folio」をレビューします。
新しいiPad Pro用に開発された、Appleのカバーです。
iPad Proを立てる、スタンドとしても使用できます。
12.9インチiPad Pro（第3世代）用も発売中です。
11インチ用はホワイト、チャコールグレイ、ピンクサンドの3色です。
12.9インチ用はホワイトとチャコールグレイの2色です。
このページでは、11インチ用のホワイトを使用しています。
▲ 従来のiPad/iPad Pro用に発売されてきた「Smart Cover」とは異なり、背面も保護できる二つ折り構造です。
素材は従来のSmart Coverと同じポリウレタンです。
レザー製はありません。
▲ iPadと接触する内側は、スエードのような質感のマイクロファイバー素材が貼られています。
しっとりとした柔らかな肌触りで、iPadが傷つく心配がありません。
重さは172グラムです。
▲ iPadの背面に、ピタッとマグネットで吸着します。
しっかり固定されて、意図せずに剥がれることは無さそうです。
▲ カバーも画面にピタッと吸着します。
画面のガラスを守りながら、安全にiPad Proを持ち運べます。
▲ 側面が開いているので、Apple Pencilもそのまま吸着させて充電できます。
▲ 背面はフラットです。
Apple純正のiPhoneケースのように、Appleマークが型押しされていれば嬉しいところでした。
▲ 背面の突き出たカメラレンズを守れる厚みがあり、iPad Proを裸のまま使うよりも、安心感があります。
カバーのエッジは、iPad Pro本体よりも少しだけ大きいので、指をひっかけて開きやすいです。
側面のボタンも、装着したまま問題なく操作できます。
▲ カバーの開閉に連動して、iPadがスリープ／スリープ解除します。
タッチ操作・ボタン操作の手間が省けて便利です。
▲ カバー開閉連動のオートスリープ機能は、不要なら設定でオフにできます。
設定 ＞ 画面表示と明るさ ＞ ロック/ロック解除
で、オン／オフを切り替えます。
この設定項目は、Smart FolioやSmart Keyboard Folio、あるいは同様の機能を備えたカバーを一度もつけたことがないiPadには、表示されていません。
▲ 開いたカバーは、背面に回しておけます。
後ろにもマグネットで吸着し、薄い一枚板になり持ちやすいです。
ただしこのままでは、背面カメラが覆われていて撮影できません。
▲ 撮影したいときには、カバーの一部を写真のように折り返すと、カメラレンズが露出し撮影できます。
▲ カバーを三角形に折りたたんで、二通りの角度で立てられるスタンドとしても使えます。
これはビデオ鑑賞などに適した置き方。
▲ もうひとつの緩い傾斜。
Apple Pencilでの描画や、オンスクリーンキーボードでのタイピングなどに適しています。
▲ ヒンジ部分だけでiPadに固定されていた従来のSmart Coverは、カバーを持って持ち上げると、iPadが外れて落下する恐れがありました。
このSmart Folioは「面」で固定されているため外れにくく、カバーを持って持ち上げても、しっかり吸着したままです。
まとめ
従来のSmart Coverを、背面も保護できるように進化させた製品です。
背面全体でiPad Proに吸着するので、従来のSmart Coverのように簡単に外れる心配がありません。
スリムな作りで邪魔にならず、機能だけを加えてくれます。
カメラレンズの厚みを相殺してくれるので、ガタつかずにApple Pencilで描画でき、レンズが傷つくのも防げます。
スタンド機能も欠かせません。
Apple Pencilと共に、iPad Proユーザの必須アイテムと言える製品です。
「11インチiPad Pro用Smart Folio」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込10,584円（税別9,800円）です。
「12.9インチiPad Pro用Smart Folio（第3世代」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込12,744円（税別11,800円）です。
