【レビュー】AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

AfterShokz(アフターショックス)から発売されている「Aeropex(エアロペクス)」をレビューします。
耳を塞がない骨伝導方式を採用した、Bluetoothワイヤレスヘッドホンです。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。

頭蓋骨を振動させて聴覚に伝える、骨伝導が採用されています。
耳を塞がずに音楽を聞けます。
耳を塞がず周囲の音が聞こえるので、運動などの際に安全に音楽を楽しめます。

2012年から骨伝導ワイヤレスヘッドホンを展開しているAfterShokzブランドの中で、このAeropexは2019年にリリースされた最新・最上位モデルです。
従来品「Air」よりも小型化・軽量化され、音質も向上しています。

メーカー公式サイトの製品詳細:AfterShokz Aeropex

目次

製品仕様・外観

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ ヘッドホン本体と、専用の充電ケーブルが2本、イヤープラグ(耳栓) 、キャリングケースのセットです。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ ヘッドホンは全体がシリコーン素材で覆われています。
防水規格IP67に準拠し、汗や小雨にも耐えられます。
従来のAfterShokz製品よりも、シンプルで洗練されたデザインになっています。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ 後頭部にまわすバンド部分は、チタン製のワイヤー入りで、しなやかに曲げることができます。
ブラック、ブルー、グレー、レッドの、4色のカラーバリエーションです。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ マグネットで吸着する、専用のUSBケーブルで充電します。
ワイヤレスヘッドホンでたまに見かける独自仕様の充電端子は、あまり好きではなかったのですが、この製品はケーブルが2本付属していて、使いやすいです。
ケーブルを紛失・破損したときの予備としてや、自宅用と持ち運び用としても使えます。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ ヘッドホンの下にある端子に、マグネットでぴたっと吸着します。
電源アダプタは付属していないので、iPhoneなどに付属のUSB電源アダプタを使います。
2時間の充電で、約8時間の連続再生ができます。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ 右側バンドの下には、音量ボタンがあります。
右耳の裏に手を伸ばして操作する形になります。
音量+ボタンは、電源ボタンを兼ねています。
2秒長押しで電源オン、3秒長押しでオフになります。
+と-を同時に押すと、音楽再生中はイコライザーの変更、電話中は通話のミュートになります。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ 左側ユニットの外側に、操作ボタンがあります。
音楽の再生/一時停止や、電話への応答に使います。
こめかみを押すようなスタイルで操作します。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ メガネを後ろむきに掛けるように装着すると、このパッドが耳の前に当たります。
パッドの振動が頭蓋骨を伝わり、聴覚神経に音楽を伝える仕掛けです。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ シリコーン素材のキャリングケースが付属しています。
Aeropexを軽く丸めて収納します。
蓋の留め具はマグネット式で使いやすいです。

音楽を聴く

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ iPhoneとBluetooth接続して、音楽を聴いてみます。
Aeropexには日本語の音声ガイド機能を搭載しています。
電源オン/オフ時や、デバイスとの接続時、バッテリー残量などを伝えてくれるので、わかりやすいです。
2台のデバイスと同時にペアリングできる、マルチポイント接続に対応しています。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ 音楽を再生してみると、骨を通して聴こえているとは思えないほどクリアで驚かされます。
耳を塞いでいないので、iPhoneのスピーカーから鳴っていると錯覚しそうになります。
骨伝導ヘッドホンは構造上、ビリビリ振動するのが気になる場合があるそうですが、このAeropexはその振動も小さく抑えられているとのこと。
とはいえ音の種類や音量によっては、やはり振動を感じます。
打ち込みの電子音よりも、アコースティック楽器の演奏だと、より振動を感じるのが面白いところです。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ 音漏れはEarPods/AirPodsなどの普通のイヤホンと同等か、より小さいようです。
耳を塞がないため、外の音を遮りません。
ランニングなどの運動時に、安全に使えます。
デメリットもあり、騒がしい環境では音楽が聞こえにくく、音量も上げ気味になります。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ 騒音の大きな飛行機内などでも使えるように、耳栓(イヤープラグ)が付属しています。
耳栓の併用で騒音を抑えることができますが、くぐもった音に聞こえるようになります。
耳穴が開いているので、持っているならAirPods Proのノイズキャンセリング機能を使う手もありますが、そこまでするならAirPods Proで聞いたほうがいいでしょう。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

▲ iPhone 7〜iPhone X/XRと同じ、防水等級IP67に準拠しています。
汗や雨に強く、スポーツ時も安心して使えます。
水分感知機能を搭載し、充電ポートに水が溜まっていると教えてくれます。

AfterShokzからは、水中で泳ぎながらでも音楽を聴ける、オーディオプレーヤー内蔵型の「XTRAINERZ」も発売されています。
「XTRAINERZ」はBluetoothヘッドホンではありません。

まとめ

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

ランニングなどのエクササイズ時に最適な、骨伝導ヘッドホンです。
耳を塞がず環境音を遮断しないので、安全に運動ができます。
イヤホンのように耳から抜け落ちることもなく、運動に集中できます。
骨伝導とは思えないほどクリアな音質で、普段使いのヘッドホンとしても満足度が高いです。

「AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込19,998円(税別18,180円)です。

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