Freedy(フリーディー)ブランドから発売されている「3-in-1 高速ワイヤレス充電スタンド」(EA1204)をレビューします。
Apple Watchを含む3台のデバイスを同時に充電できる、ワイヤレス充電器です。
レビューには販売元提供の評価用サンプルを使用しています。
製品構成・組み立て
▲ 製品は組み立て式です。
組み立て方法を解説する公式動画もあります。
▲ Apple Watch用の磁気充電ケーブルを組み込んで使用します。
付属していないので、0.3mまたは1mのAppleケーブルを、別途用意する必要があります。
2mタイプや、USB-C端子のケーブルは使えません。
▲ 底のカバーを開くと、磁気充電ケーブルを通せるようになっています。
▲ 付属のシリコーン製カバーを、磁気充電端子に被せます。
カバーの穴に、USB端子から差し込んで通していきます。
▲ シリコーン製カバーを被せたら、リング状のホルダー部分に、USB端子から通していきます。
▲ 磁気充電端子をホルダーにはめ込んだら、底にケーブルを収めていきます。
▲ 中に描かれたガイドに沿って、ケーブルを通します。
これは分かりやすくて親切です。
1メートルのケーブルに合わせて描かれています。
▲ ケーブルを通したら、USB端子を差し込みます。
▲ 底部の滑り止めを兼ねたシリコーン製の蓋を、元どおりに被せます。
▲ 次にワイヤレス充電スタンドのパッドを、差し込んで取り付けます。
▲ 電源アダプタの端子を、裏側に接続したら完成です。
使用感・充電性能
▲ 3つのワイヤレス充電パッドを備えています。
3台の機器を、同時にワイヤレス充電できます。
▲ グレーの部分はラバー素材です。
スタンドに立てたiPhoneが、ズレないように設計されています。
▲ iPhoneとApple Watch、AirPods/AirPods Proを充電するのに適しています。
ワイヤレス充電パッドは、Qi規格認定のものです。
過電圧保護、異物検知、温度センサー制御といった、安全機能を備えています。
▲ ワイヤレス充電パッドの通電時には、LEDステータスランプが点灯します。
Apple Watch用の磁気充電端子には、ランプはありません。
▲ 平置きの充電パッドも、iPhoneの充電に対応しています。
スタンドとパッドの両方とも、iPhoneの7.5W高速ワイヤレス充電に対応しています。
▲ 2台のiPhoneを、同時に高速ワイヤレス充電することもできます。
▲ ワイヤレス充電対応のAirPodsを持っていないなら、Smart Battery Caseの充電に使ったりもできます。
▲ バッテリー残量ゼロの状態から、iPhoneの充電所要時間をはかってみました。
iPhone 11 Proの場合は、残量ゼロから起動までに時間がかかり、10〜20分も要しました(3度検証)。
起動してからは1時間で40%、2時間で80程度充電されました。
iPhone SE(第2世代)は、開始から1時間で50%充電され、2時間以内に満充電となりました。
iPhone XRは開始1時間で46%、2時間で80%となりました。
ほかの7.5W高速ワイヤレス充電対応製品と、だいたい同じ結果でした。
まとめ
Apple製品ユーザーには嬉しい、3製品の同時充電に対応したワイヤレス充電器です。
iPhone + Apple Watch + AirPodsの同時充電に対応したものは、他社からもリリースされていますが、それぞれの充電パッドが専用の設計になったものが多いです。
この「Freedy 3-in-1」では、平置きの充電パッドがiPhoneなどにも対応するのが便利です。
スタンド部とパッド部の両方が、7.5W高速ワイヤレス充電に対応しているので、iPhoneは好きな方に置けます。
磁気充電端子は内蔵しておらず、ケーブルが別途必要ではありますが、いま使っているものを組み込むだけなので問題ないでしょう。
よく考えられた設計で、使い勝手のいい製品です。
「Freedy 3-in-1 高速ワイヤレス充電スタンド」は、以下のオンラインショップで購入できます。
メーカー希望小売価格は税込9,900円(税別9,000円)です。