Hyper社の「HyperDrive 6-in-1 USB-C Hub for iMac 24インチ」をレビューします。
iMac(24インチ、M1、2021)と一体化できる、USBハブです。
交換可能な7色のフェイスプレートが付属し、iMacの本体色とコーディネートできます。
レビューには販売元提供の評価用サンプルを使用しています。
▲ 同じスタイルで、拡張端子の種類が異なる「5-in-1」タイプも発売中です。
「5-in-1」は、USB-C端子2ポートと、USB-A端子3ポートを備えています。
SDカードスロットとHDMI端子が必要なら、今回レビューする「6-in-1」タイプを選んでください。
▲ iMacのバスパワーで駆動する、USBハブです。
▲ iMacに合わせられるように、7色の交換用フェイスプレートが付属しています。
自分のiMacと同じ色を選んで貼れます。
フェイスプレートを貼る前は、前面にネジ穴が剥き出しになっています。
▲ 製品出荷時はフェイスプレートの表面に、傷防止用の保護フィルムが貼られています。
これも剥がしておきましょう。
▲ 前面には以下の端子があります。
- SDカードスロット
- MicroSDカードスロット
- USB-A × 2
- USB-C
USB-A端子は、中の端子がブルーとオレンジになっています。
機能の違いで色分けしているように見えますが、2つの端子に違いはないようです。
オレンジの方にだけ稲妻マークがついていますが、ブルーの方もデバイスの充電ができました。
▲ 背面側には、HDMI(4K/60Hz)端子があります。
サブディスプレイは繋ぎっぱなしの運用が多そうなので、こうなっているのでしょう。
個人的にはサブディスプレイは使っていないので、不要な端子が後ろにある方がいいです。
できればUSB端子もひとつくらい、常時接続用に後ろにも欲しかったところです。
▲ USBハブ本体に、箱型のカバーを後ろから被せて、ネジで留める構造です。
▲ 上に突き出たクリップ部分で、iMacを挟んで固定します。
iMacに触れる部分は、ラバー素材が貼られています。
iMacが傷つくのを防ぐことができ、滑り止めにもなりそうです。
▲ iMac右側の、USB/Thunderbolt端子が並んでいる方に取り付けます。
ケーブルが届かないので、左側には取り付けられません。
▲ iMacのUSB-C端子に、ケーブルを接続すれば設置完了です。
▲ iMacのシルバーモデルに装着したところ。
カラーコーディネートできるフェイスプレートにより、一体感があります。
デスクの設置場所を取らないというメリットもあります。
iMacはどの色も、画面周りが白いので、白いフチの部分も違和感がありません。
通電時は青色のLEDが点灯し、iMacをスリープさせても消えません。
▲ Intel製チップを搭載した、従来の21.5インチ/27インチiMacは、SDカードスロットを備えていました。
しかしM1チップを搭載した新しいiMacでは廃止されてしまい、不便に感じていました。
このハブのおかげで、本体内蔵のカードスロットのような感覚で、写真を取り込めるようになりました。
▲ 裏側にはHDMI端子があります。
HDMIのサブディスプレイを簡単に接続できます。
スライド式カバーのために、iMacに取り付けると、穴が深くなります。
「5-in-1」タイプにはHDMI端子はありませんが、同じ部品を流用しているために、カバーの同じところに穴があります。
▲ USB端子はそれぞれ、10Gbpsのデータ転送に対応しています。
iPhoneを同期して、撮影した写真・動画を取り込むこともできます。
▲ iMacの下側面には、隙間なく通気孔が開けられています。
このハブを取り付けると、通気口の一部が塞がれることになります。
画面の下にはスピーカーも内蔵されています。
このハブを取り付けることで、冷却ファンやスピーカーに、どの程度の影響があるかは不明です。
不安なら本体に取り付けずに、下に置いて使うこともできます。
上に書かれたモデル番号や認証マークは、シールにプリントされているので、剥がすこともできます。
▲ 本体の横に取り付ける方法もあります。
これなら通気孔を塞ぐ心配はありません。
まとめ
新型iMacユーザーには嬉しい、デザインがマッチする専用設計の周辺機器です。
7色のフェイスプレートで、自分のiMacの色に合わせられます。
iMacからSDカードスロットが無くなり、不便に思っていたのが、これで解消されました。
まだまだ使うことの多い、USB-A端子も備えているのも助かります。
デスクの設置場所をとらないのも便利です。
Mac用周辺機器の老舗Hyperの製品で、性能面でも信頼できます。
「HyperDrive USB-C Hub」シリーズは現在、ロア・インターナショナルの直販サイトMyCaseShopで販売中です。
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