【ニュース】「Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン」で、iPhoneをMacのウェブカメラとして使う「連係カメラ」用マウントの仕様を公開

Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン

Appleが開発者向けに公開している「Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン」(Accessory Design Guidelines for Apple Devices)が、最新版に更新されています。
iPhone/iPad/iPod/Apple Watch/AirPods用ケース・アクセサリの制作に利用できる、寸法図などをまとめたPDFファイルです。

配布ページ:アクセサリ – Apple Developer

英語版の内容が「Release R18(2022年7月8日改訂)」に更新されています。
iPhoneをMacのウェブカメラとして使う「連係カメラ」用の、マウントの仕様が新たに掲載されています。

Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン

「連係カメラ」は秋に公開予定のmacOS Venturaの新機能です。
連係カメラマウントには、MagSafeシステム対応のマグネットの内蔵や、三脚への対応が求められています。

Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン

ニュース解説

連係カメラ

連係カメラ(Continuity Camera)は、WWDC 2022で発表されたmacOS Venturaの新機能です。
iPhoneの高品質なカメラシステムを、Macで利用できます。
超広角カメラを使って、机上の書類を映す「デスクビュー」機能もあります。

公式サイト:macOS Venturaプレビュー – Apple

WWDC 2022では、Belkinと協力してスタンドを開発中で、今年後半に発売予定とアナウンスされました。
(動画の該当箇所から再生されます)

連係カメラマウントはMacBook用と、iMac/ディスプレイ用で分けられるようです。
WWDCでも異なる2種類のマウントが登場しました。
iMac/ディスプレイ用マウントはデスクビュー機能のために、下向きに角度調節できる必要があります。

Belkinの連係カメラマウント

「Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン」には日本語版もありますが、日本語版はまだ2021年9月の「R15」のままです。
日本語版でも、図面の中身は日本語化されていません。
日本語版には英語版も併録されています。

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