【レビュー】Spigen iPhone 16 Pro用ケース c11シリーズ「クロノス」と「マグノリア」

Spigen iPhone 16 Pro用ケース c11シリーズ「クロノス」と「マグノリア」

Spigenから発売されている、iPhone 16 Pro用ケース「c11」シリーズをレビューします。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。

Spigen c11シリーズ

c11(シーイレブン)は、毎月新しいデザインが発売される「マンスリーエディション」としてリリースされています。
2025年1月現在、以下の2種が登場しています。

Spigen c11シリーズ

ここまではiPhone 16 Pro用と、iPhone 16 Pro Max用の2サイズで展開されています。
絵柄がプリントされた層を重ねて、立体感のあるデザインに仕上げられています。
MagSafe対応のマグネット、カメラコントロールを操作できるカバー、ストラップホールを搭載しています。

Spigen c11シリーズ

▲ タイプとしては、側面がTPU、背面がポリカーボネートの、一般的なハイブリッド構造のケースです。
「クロノス」は機械時計の内部を表したデザインです。
パーツの隙間は無色透明で、本体の色が透けて見えます。

Spigen c11シリーズ

▲ 内側はiPhoneを装着すると見えなくなりますが、外側とは異なるデザインが施されていて、凝っています。

Spigen c11シリーズ

▲ こちらは「マグノリア」。
ステンドグラスのような色のついた部分が、半透明になっています。

Spigen c11シリーズ

▲ 「マグノリア」の内側は、ブルーを基調にしたカラーリングです。

Spigen c11シリーズ

▲ iPhoneを押し込んで装着します。装着はスムーズにできます。
レイヤーを重ねた背面が硬めなので、外すのはすこし難しいです。

Spigen c11シリーズ

▲ iPhone 16 Proのホワイトチタニウムモデルに、c11の「クロノス」を装着しました。
MagSafeのマグネットリングを隠すように、機械時計の内部構造が描かれています。
背面のいちばん外側の素材にもプリントされていて、柄の部分はザラザラした手触りです。

Spigen c11シリーズ

▲ デザインプリントされたシートを6枚重ねて、奥行きのある柄が表現されています。
複雑な歯車が立体的に見えて、いまにも動き出しそうに感じます。

Spigen c11シリーズ

▲ もうひとつの「マグノリア」のデザインも紹介します。
こちらはiPhoneの本体色は、ほとんど覆われています。
トム・クルーズらの出演した1999年の映画「マグノリア」や、モクレン(Magnolia)にインスパイアされたデザインとされています。

映画『マグノリア』(1999)の登場人物たちが、それぞれ新たな気づきと希望を見出すように、光のパターンで人生の「過去」「現在」「未来」を表せました。

また、マグノリア(木蓮)が厳しい冬を耐え抜いて咲かせるように、人々が新しいスタートを切る強さと平穏を表現します。

Spigen c11シリーズ

▲ 5つのレイヤーを重ねて、繊細なデザインが表現されています。
工芸品のような美しさで目を見張ります。
ただ黄色で書かれた「c11」のロゴが主張しすぎるので、せっかくのデザインを損なわないように配慮してほしかったところです。

Spigen c11シリーズ

▲ ここからはc11シリーズに共通する、ケースの仕様を見ていきます。
前面は広く開けられています。
エッジはガラス面よりも高く作られているので、下向きに置いたり、誤って落としたりしても画面を守れます。

Spigen c11シリーズ

▲ 突き出た背面カメラを守れるように、レンズまわりが高く縁取りされています。
レンズのない3か所の角も、背面素材よりもわずかに高く盛り上げられています。
iPhoneを置いたときに、脚のような役割をはたし、ケースが傷つくのを防げます。

Spigen c11シリーズ

▲ 側面のTPU素材は、光沢のあるブラックです。
アクションボタンと音量ボタンは、TPU素材で覆われています。
押しやすいように、ボタンの横にスリットが開けられています。
柔らかく快適に操作できます。

Spigen c11シリーズ

▲ 反対側のサイドボタンも同じ処理で、操作しやすいです。
この面にはストラップホールが開けられています。
カメラコントロールは、操作可能なカバーで覆われています。

Spigen c11シリーズ

▲ カメラコントロール部分のカバーは、Apple純正ケースやBeats製ケースと同じようなつくりです。

穴あけ処理されているケースと違い、押し込む操作やスワイプ操作がしやすいです。

ケースをつけていないときと同じように操作ができます。

Spigen c11シリーズ

▲ USB-C端子まわりは、四角く広めに開けられています。
端子が太めのケーブルやアクセサリも接続できます。

Spigen c11シリーズ

▲ デザイン柄でカモフラージュされていますが、MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。

MagSafe充電器などのアクセサリがしっかり吸着します。

カードケースや車載ホルダーなどの向きを整える、オリエンテーションマグネットも備えています。

目次

まとめ

Spigen c11シリーズ

毎月新しいデザインが発売される、ユニークな企画のシリーズです。
レイヤーを重ねて奥行き・立体感のあるデザインが表現されていて、ほかに類のないアート作品のような外観に仕上がっています。
MagSafe対応、カメラコントロールのカバー付き、ストラップホール搭載と、ケースとしての使い勝手・クオリティにも妥協がありません。
その割に価格はリーズナブルです。
在庫限りの数量限定での発売なので、気に入ったデザインがあれば、買い逃さないようにしてください。
これからのデザインの展開も楽しみなシリーズです。

iPhone 16 Pro/16 Pro Max用の「c11」シリーズは、Amazonで販売中です。
通常価格は税込各4,990円です。

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