Apple Arcadeで配信されているゲーム「Mini Motorways
都市を走る道路を描く、都市計画・交通シミュレーションゲームです。


2019年9月のApple Arcadeサービス開始時のラインナップに含まれる、ローンチタイトルのひとつです。
地下鉄の路線を引くゲーム「Mini Metro」の開発会社Dino Polo Clubが、Apple Arcade用にリリースした新作でした。
その後Steam版とNintendo Switch版もリリースされています。
「Mini Metro」も、Apple Arcade版「Mini Metro+」がリリースされています。


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どんなゲーム?


道路を描いて、都市交通をやりくりするシミュレーションです。
マップ上に家と施設(大きな建物)が自然に発生して増えていくので、プレイヤーは道路を引いて、それらをつなぎます。
赤い家のクルマは赤い施設、青い家のクルマは、青い施設を目指して移動します。


施設の中には、小さなピンが現れます。
家から出発して施設に向かった車が、ピンを消費してまた家に引き返します。
時間の経過とともに、建物とピンが増えていき、交通量も増加します。


ゲーム内で時間が経過し、1週間に一度、トンネルや橋、高速道路、信号機、ラウンドアバウトといったアイテムが提供されます。
それらをマップに配置することで、新しい道路を通したり、交通を整理したりできます。


出現したピンに対して、到着するクルマが間に合わず、施設からピンが溢れたらゲームオーバーです。
ステージクリアの概念はなく、ゲームオーバーになるまで、ハイスコアを目指します。
消費したピンの数がスコアにあたります。


車とピンについては、App Storeで公開された開発者インタビュー
ピンは発生した仕事で、車はそれを処理にいく労働者ということでしょうか?
ゲームオーバー画面には『都市は閉鎖されます』とあり、大袈裟に感じます。
ゲーム内では、具体的な設定は説明されないので、パズルゲームのように楽しめばいいでしょう。


ロサンゼルス、北京、東京といった、実在の世界の都市が、ゲームのステージになっています。
条件を満たしてクリアすると、先のステージがアンロックされ、遊べるステージが増えます。


デイリーチャレンジとウィークリーチャレンジもあります。
同じ都市、同じ条件で、Game Center経由で世界のプレイヤーとスコアを競えます。
まったり遊べて癒される


忙しすぎず、難しすぎない、まったりと遊べるゲームです。
グラフィックやサウンドも綺麗だし、色とりどりの小さなクルマが行き交うのは、箱庭を眺めるようで癒されるものがあります。


安定した交通網を描くことができ、スコアが1000を超えるぐらい都市が発展したら、満足感があります。
気に入った都市ができたら、ゲームオーバーになってしまっても「エンドレスモード」に移行して、思う存分都市づくりを楽しめます。


よく見ると、その都市のランドマークが影で表現されていたりして、見つけたら嬉しくなります。
上のマップはリオデジャネイロです。
細いところを指摘するなら、車はどの都市でも右側通行をしているので、東京やロンドンなどでは左側通行をしてほしかったです。


ステージをすべてアンロックしても、アチーブメントがたくさんあり、やり込みに挑めます。
デイリーチャレンジとウィークリーチャレンジも更新されるので、あきずに長く遊べます。


「Mini Motorways」Apple Arcadeに加入すると遊べます。
iPhoneと、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Proに対応しています。
ダウンロード:Mini Motorwaysアプリ – App Store
Apple Arcade
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