SpigenのiPhone 7用「GLAS.tR SLIM」をレビューします。
強化ガラス素材を使用した、液晶保護カバー(ガラスフィルム)です。
iPhone 7 Plus用も発売中です。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
▲ 本来なら貼り付け方法も含めたレビューをお伝えしたいところですが、今回はプロの手により貼り付け作業をしてもらいました。
というのも、イベント会場でSpigenのフィルム貼り職人・松下氏に貼り付けてもらえることになったからです。
松下氏とはSpigen渋谷パルコ店のオープン時以来となる、4年ぶりの再会でした。
フィルム貼りはしてもらったことが無かったので、再会の記念にお願いした次第です。
▲ ガラスフィルム本体のほかに、ウェットクリーナーやクリーニングクロス、ホコリ取り用のシールが同梱されています。
▲ iPhone 6以降の湾曲ガラスを持つモデルは、それまでのiPhoneよりも、位置合わせの難易度が向上しています。
少しでもズレると、端が浮いてしまいます。
素人には難しい作業ですが、さすがはSpigen随一の腕前を持つ達人。
作業しやすい環境とはいえないイベント会場でも、ぴったり真ん中に、ホコリなどの混入も無く綺麗に仕上げてもらえました。
ご自身で貼り付ける方は、【レビュー】iPhone 6/6s用ガラスフィルム Spigen GLAS.tR Sの貼り付け方法を参照してください。
松下氏の貼り付けテクニックは、松下「iPad mini GLAS.t」貼付けナノユニバース渋谷 – YouTubeで見られます。
▲ それではここから、貼り付けてもらったフィルムの使用感のレポートに移ります。
平面部分のみを保護する、一般的な形状です。
ガラスの湾曲した部分はカバーされません。
▲ 電話受話口部分は穴あけ処理で、その上にある近接センサーを避けるように、エッジがカーブしています。
FaceTimeカメラはガラスでカバーされています。
近接センサーの横に隠されている環境光センサーは、半分だけガラスで覆われていることになります。
▲ ホームボタンの下はガラスが湾曲しているので、平面のガラスではカバーできません。
ホームボタンを押すときに、ガラスのエッジが指に触れるため、最初は気になるかもしれません。
使っているうちに慣れてきます。
▲ 液晶表示部分は、左右の端までしっかりカバーされています。
ただし横から角度をつけて見ると、左右の幅が足りていないように見えます。
▲ 透明度が高く、画面の発色もよく見えます。
コーティングにより指滑りもよく、スルスルと快適に操作ができます。
指紋汚れも拭き取りやすいです。
もちろん表面硬度9Hです。
▲ ガラスの厚みは0.4ミリとされています。
一時期のガラスフィルムは、薄さを競って0.1〜0.2ミリ台の製品が多数リリースされました。
薄すぎるガラスは強度が劣り割れやすいため、最近は原点回帰のように、0.33ミリ以上を採用するメーカーが増えてきました。
この「GLAS.tR SLIM」も、信頼のおける厚みのガラスが使われています。
▲ ガラスにはラウンドエッジ加工が施されています。
とはいえ湾曲したiPhoneに平らなガラスが載っているために、実際に触れてみると、エッジが立っているように感じます。
iPhoneにケースを付けていないと、画面端からスワイプ操作する際に、エッジが触れて気になります。
▲ ガラス湾曲部分は覆われていないので、ほとんどのiPhoneケースを併用できます。
こちらは同じメーカーのケース「タフ・アーマー」を併用したところ。
ケースを併用すると、ガラスのエッジも指に触れにくくなり、快適になります。
ガラスフィルムの端をぶつけて割らないためにも、ケースの併用をおすすめします。
まとめ
「Glas.t」はiPhone用ガラスフィルムの先駆けで、ブームの火付け役ともなったシリーズです。
「Glas.t」の商品名が、ガラスフィルムの代名詞のように使われていた時期もありました。
そのGlas.tの最新モデル対応版で、クオリティは折紙つきです。
平面部分を極限までカバーする形状で、見た目がよく保護性能にも優れた製品です。
iPhone 7用と7 Plus用のガラスフィルム「Spigen GLAS.tR SLIM」は、以下のオンライショップで購入できます。
通常価格は税込各2,090円(税別1,935円)です。
iPhone 7用
iPhone 7 Plus用