iPhone 6とiPhone 6 Plusは、これまでのiPhoneよりも画面サイズが大きくなり、タッチスクリーンの上の方に指が届きにくくなっています。
画面を下にずらして、片手でも簡単に上の方を操作できるようにする「簡易アクセス」機能が用意されています。
ホームボタンの表面を軽く叩くように、2回連続でタップすると、画面の上半分が下にずれてきます。
コンコンとノックして、遠くにいるものを呼び寄せるようなイメージです。
ホーム画面の場合は、下にスライドした状態のまま、となりの画面に移動できます。
フォルダの中をブラウズすることもできます。
アプリアイコンの移動はできません。
下にずれた画面のメニューバー部分をタップすることで、一番上まで自動スクロールする機能も利用できます。
下にずれた画面は、何か操作をしたあと2秒ほどで元に戻ります。
何も操作をしないと、8秒ほどで戻ります。
再度ホームボタンを2回タップすることで、手動で戻すこともできます。
「簡易アクセス」は、iPhone 6とiPhone 6 Plusだけに用意されている機能です。
画面が横向きに回転している場面では、何も起こりません。
「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」の「操作」欄にある「簡易アクセス」をオフにすると、この機能を無効にできます。