MSソリューションズのLEPLUSブランドから発売されている、「極の音域 Hi-Res ANTARES(アンタレス)」をレビューします。
iPhone/iPad/iPod touchに対応する、Lightning接続のイヤホンです。
メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
▲ 接続端子がLightningになった、iOSデバイス専用のイヤホンです。
コードの長さは1.2mです。
▲ イヤーピースはS/M/Lの3サイズが同梱されています。
シリコン素材で中が空洞になった、一般的なタイプです。
▲ ヘッドホン端子が廃止された、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plusに適した製品です。
ヘッドホン端子を備えた、iPhone SEやiPadなどでも使えます。
端子が細いので、ケースと干渉する心配は少なそうです。
▲ ユニットは非常にコンパクトです。
写真はAppleのEarPodsと比較したところ。
私の耳だと、直角に出てるコードが邪魔をして、耳の奥まで入りません。
コードを耳の上に通す、いわゆる「Shure掛け」を試すと、奥まで入れられます。
▲ ユニットのLRは、コードの根元に小さく刻印されています。
▲ iPhone 8に接続して音楽を聴いてみます。
10,000円に収まる価格帯ながら、非常にクリアで、解像度の高さに驚かされます。
音量を絞ると低音寄りですが、音量を上げ気味にすると、きらびやかな高音域も鳴らしてくれます。
音のツブがそれぞれ独立して聞こえる、瞬発力を感じさせる音です。
▲ 3ボタン式のリモコン・マイクが、コードの分岐部分に搭載されています。
音楽の操作、音量調節、通話、Siriの呼び出しができます。
▲ 「ハイレゾ対応」とのことで、moraで購入したハイレゾ音源を、moraアプリで再生してみました。
FLAC 96.0kHz/24bitのハイレゾ音源と、Apple MusicやiTunesで扱っているAAC 44.1kHz/16bitを聴き比べてみましたが、違いはまったくわかりませんでした。
▲ Lightning端子を塞ぐので、音楽を聴きながらiPhoneを充電するには、Lightning分岐アダプタ「ベルキン Lightning Audio + Charge Rockstar」が必要です。
▲ iPhone 8/8 PlusとiPhone Xなら、ワイヤレス充電器を使って、充電しながら聞くこともできます。
▲ イヤーチップをComply(コンプライ)のフレタンフォーム製に付け替えてみました。
遮音性が高まり、より低音域が強調されます。
ComplyのT500シリーズが適合しました。
まとめ
Lightnigのデジタル接続で、手軽に高音質を楽しめるイヤホンです。
クリアな音質と解像度の高さに驚かされ、好きな音楽たちを聞きなおすのに没頭してしまいました。
デザインは素っ気ないので、音質同様にがんばって欲しかったところです。
高音質ながら、1万円以内に収まる価格で、コストパフォーマンスが高いです。
Bluetoothワイヤレスの身軽さはありませんが、Lightning端子のポテンシャルを感じさせられる製品です。
「LEPLUS 極の音域 Hi-Res ANTARES(アンタレス)」は、以下のオンラインショップで購入できます。
ブラック、シルバー、ピンクの、3色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込9,980円(税別9,241円)です。