iPhone XS/XS MaxとiPhone XRは、iOS 14にアップデートすると、カメラ機能が以下のように変わります。
- 写真撮影モードでシャッターボタンを長押しすると、ビデオが撮影できる(QuickTakeビデオ)
- バーストモードはシャッターボタンを左にスワイプ
- スクエア(正方形)の写真を撮るには、写真モードで画面を上にスワイプして、比率の設定をする
- ビデオ撮影時に、「カメラ」アプリの画面内で解像度とフレームレート(fps)を変えられる(クイックトグル)
※「左」や「上」は、iPhoneを縦に構えている場合
どうして変わったの?
iPhone 11以降のモデルに、操作方法と機能を合わせたためです。
2019年発売のiPhone 11/11 Proと、2020年発売のiPhone SEでは、カメラのシャッターボタンを長押しするとビデオが撮れる「QuickTake」機能を搭載していました。
それまでシャッター長押しに割り当てられていた「バーストモード」(連写)も、撮影方法が変わってしまいました。
スクエア写真の撮り方や、「カメラ」の中でビデオの設定を変えらるのも、iPhone 11以降で搭載された機能です。
iOS 14へのアップデートで、iPhone 11の前世代の機種であるiPhone XSとiPhone XRも、操作方法が統一されることになりました。
詳しい使い方
変更された撮影方法・設定方法の詳細は、iPhone 11/11 Pro向けに解説した、以下の記事を参照してください。
QuickTake
写真撮影モードから切り替えることなく、すばやくビデオ撮影できるのが「QuickTake」です。
iPhone 11/11 Proで、写真撮影モードのまま素早くビデオを撮れる「QuickTake」機能
バーストモードの撮影方法
シャッターボタン長押しは「QuickTake」ビデオ撮影になったので、バーストモード(連写)の撮影方法が変わりました。
iPhone 11/11 Proでバーストモード(連写)で写真撮影する方法
正方形の写真の撮り方
カメラに正方形(スクエア)モードがなくなり、正方形での撮影方法が変わりました。
新たに16:9で写真を撮ることも可能になっています。
iPhone 11/11 Proで、正方形(スクエア)で写真撮影する方法
「カメラ」内で動画撮影の設定を変更
ビデオ撮影の解像度とフレームレート(fps)を、「カメラ」アプリ内で変更できます。
iPhone 11/11 Proの「カメラ」アプリ内で、ビデオ撮影の解像度とフレームレート(fps)を設定変更する
その他の変更点
iOS 14では、セルフィー(自撮り)の写真やビデオを、左右反転した状態で保存できるようになりました。
設定 > カメラ > 前面カメラを左右反転 をオンにします。
前面カメラで撮影した写真・ビデオが、鏡に映したような状態で保存されます。
これはiOS 14で初登場した新機能です。
iPhone 11と、iPhone 11 Pro/11 Pro Max、iPhone SE(第2世代)も、同様の設定ができるようになっています。
公式サポート情報
関連する豆知識
ここが変わった、iPhone 11/11 Proのカメラ撮影機能(まとめ)