【レビュー】Apple Watch プライドエディション ブレイデッドソロループとNikeスポーツループ(2021)

Apple Watch プライドエディション ブレイデッドソロループとNikeスポーツループ

Apple Watch用「ブレイデッドソロループ」と「Nikeスポーツループ」の、プライドエディションをレビューします。
レインボーカラーに仕上げた特別モデルです。

Apple Watchバンドの「プライドエディション」とは?

LGBTQのシンボルである、レインボーフラッグのカラーリングを採用した特別モデルです。
2016年にウーブンナイロンバンドで初登場したものです。
最初のモデルは、米国で開催されたLGBTイベント「プライド・パレード」に参加した従業員に、Appleが配布した非売品でした。

Apple Watch プライドエディション

▲ 従業員に配布されたのと同じものが2017年に、期間限定で一般販売されました。
それ以来、毎年プライドパレードが行われる6月に向けて発売されるのが恒例となります。

  • 2017:ウーブンナイロン
  • 2018:ウーブンナイロン(新デザイン)
  • 2019:スポーツループ
  • 2020:スポーツバンドとNikeスポーツバンド
Apple Watch プライドエディション

▲ 今年の2021年モデルは、ブレイデッドソロループとNikeスポーツループの2種類です。
昨年に引き続き、Nikeモデルを含めた2種類での展開となりました。

Apple Watch プライドエディション

▲ プライドエディションバンドは、購入金額の一部がLGBTQ支援団体に寄付されます。
(PRODUCT)RED製品と同じで、寄付つきでも、販売価格は通常モデルと変わりません。

プライドエディションブレイデッドソロループ

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ 「ブレイデッドソロループ」は2020年に販売開始された、新しいタイプのバンドです。
伸縮性のある素材を使用して、留め具や金具がないのが特徴です。
今回のプライドエディションは、ブレイデッドソロループとしては初めて、複数の色を組み合わせたものです。
これまでのプライドエディションバンドは、もっとも安い価格帯のバンドで展開されてきました。
このブレイデッドソロループは初めて、1万円を超えるプライドバンドとなっています。

「ソロループ」シリーズは長さ調節機能がないために、自分の腕の太さにあったタイプを買う必要があります。
40mm用と44mmケース用で、それぞれ9サイズから選べます。

手首にソロループ用の測定ツールを巻いている写真

【ニュース】Apple Watchバンド「ソロループ」のために、手首の測り方を解説するビデオガイド公開

2020年11月2日

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Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ パッケージには、ミニアプリを呼びだせる「App Clip」機能のコードが用意されています。
QRコードと同じようにiPhoneのカメラで読み取ることで、お揃いのデザインのバンドを簡単に設定できます。
「プライドウーブン」文字盤は、watchOS 7.5以降で利用可能になっています。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ これは44mmケース用の中で、いちばん細い「サイズ4」です。
同じ太さの「ソロループ」と「ブレイデッドソロループ」でも、装着した時のサイズ感が違います。
ブレイデッドソロループの方がサラサラした肌触りで密着しにくいため、身につけたときに緩く感じます。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ ラグの部分にバンドのサイズと、「PRIDE 2021」の文字が刻印されています。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ Apple Watchに取り付けます。
表裏がわかりにくいですが、ラグに三つある突起の、真ん中の色が違う方が内側です。
上下は関係なく取り付けられます。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ Apple Watchのシルバーアルミニウムケースに取り付けたところ。
かなり特徴的で派手なイメージです。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ これまでのプライドエディションバンドは、6〜8色のレインボーカラーでした。
このブレイデッドソロループには、11色の繊維が使われています。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ 素材は「シリコーン糸を織り込んだポリエステルヤーン」とされています。
色とりどりの紐が編み込まれているのがわかります。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ 実際に身につけてみます。
ソロループシリーズは、バンドを引っ張って伸ばしながら着脱します。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ カラフルで、気分まで明るくさせてくれそうです。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ 「プライドウーブン」文字盤は、四角形と円形の2種類があります。
これは四角形で、コンプリケーションを置くことはできません。
腕を持ち上げたときのアニメーションも楽しいです。

Apple Watch プライドエディションブレイデッドソロループ

▲ これは円形の「プライドウーブン」文字盤。
渦巻いたデザインの四隅に、コンプリケーションを設定できます。

プライドエディションNikeスポーツループ

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ Nikeモデルのプライドエディションバンドは、昨年のスポーツバンドに続く2作目です。
プライドエディションのスポーツループは、2019年にもAppleから発売されています。
白を挟んだストライプ柄で、2018年版のプライドエディションウーブンナイロンに似ています。

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ プライドエディションNikeスポーツループも、パッケージに文字盤設定用のApp Clipが用意されています。
ただしこのNikeアナログ文字盤は、NikeモデルのApple Watchでしか使えません。
対応していないモデルだと、プライドウーブン文字盤に転送されます。
Nikeアナログ文字盤は、2020年に登場したものです。

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ バンドの内側に、Apple WatchとNikeのロゴ、「PRIDE 2021」の文字、適合サイズが貼られています。

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ Apple Watchのシルバーアルミニウムケースに取り付けたところ。
白を基調にしており、さわやかな印象です。

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ 実際に身につけてみます。
軽快でスポーティーな印象です。
派手なブレイデッドソロループと比較すると、かなり落ち着いています。
ウーブンナイロンは、肌触りや通気性がよく、私もお気に入りのバンドです。
洗濯もできるので、スポーツに適しています。

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ Nikeアナログ文字盤は、4つのスタイルから選べて、コンプリケーションも3つまで設定できます。

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

▲ Nikeモデルのスポーツループには、光を反射する繊維が折り込まれています。
夜間の反射材としての機能は、それほど期待できません。

まとめ

Apple Watch プライドエディションNikeスポーツループ

Apple Watch用「プライド」バンドの第5弾です。
ブレイデッドソロループは芸術的なインパクトのある配色で、主張の強いデザインです。
昨年に続いてNikeモデルも用意されたのが嬉しいです。
身につけることでLGBTQフレンドリーな意思表示ができ、寄付にもなる、Appleらしい製品です。

「プライドエディションブレイデッドソロループ」はApple公式サイトで販売中です。
税込各10,780円です。

「プライドエディションNikeスポーツループ」はApple公式サイトで販売中です。
税込各5,280円です。

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