Apple純正のApple Watch用バンド「インターナショナルコレクションスポーツループ」をレビューします。
世界22か国を表現するカラーリングが施された、スポーツループバンドです。
Apple限定販売です。
「スポーツループ」は過去にもレビューしています。
使い勝手や機能は、通常版と変わりません。
今回はインターナショナルコレクションの特徴や外観に絞って紹介します。
関連記事:【レビュー】Apple Watch スポーツループバンド(一カ月使用・10回洗濯後レビュー)
2016年にも発売された「インターナショナルコレクション」
▲ 「インターナショナルコレクション」と銘打たれたApple Watchバンドは、このスポーツループは第2弾となります。
初代インターナショナルコレクション(写真左)は、2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催時に、ブラジル・リオデジャネイロのApple Store店頭で限定販売されました。
2016年にはスポーツループはまだ無く、ウーブンナイロンバンドがベースになっていました。
日本を含む14種類のラインナップでした。
関連記事:【レビュー】Apple Watch International Collection ウーブンナイロンバンド:リオデジャネイロオリンピックを記念した、現地限定販売のバンド
▲ Apple純正バンドのウーブンナイロンは2018年9月に廃止になっています。
第2弾となる今回の「インターナショナルコレクション」では、2017年9月に登場したスポーツループが採用されています。
種類も22か国に増えました。
2020年9月のwatchOS 7で追加された「ストライプ」文字盤で、バンドに合わせた配色の文字盤も設定可能になっています。
▲ 2016年モデル(写真左奥)は、パッケージに金色でバンドの形と製品名が描かれていました。
これはゴールドメダルをイメージしたのでしょう。
種類(国)は小さなシールを貼って区別していました。
2021年モデルのパッケージは、中身がわかるカラー印刷ですが、裏側や中の台紙に、今回も金色が使われています。
文字盤の設定方法
インターナショナルコレクションとお揃いの文字盤を設定するには、3通りの方法があります。
1)App Clipをスキャン
▲ パッケージには、ミニアプリを呼びだせる「App Clip」機能のコードが用意されています。
QRコードと同じようにiPhoneのカメラで読み取ることで、お揃いのデザインのバンドを簡単に設定できます。
この仕掛けは、2021年のプライドエディションバンドが初登場でした。
関連記事:【レビュー】Apple Watch プライドエディション ブレイデッドソロループとNikeスポーツループ(2021)
2)公式サイトからダウンロード
製品を買わなくても、誰でも文字盤が手に入ります。
Apple公式サイトのApple Watchのページに、iPhoneでアクセスします。
▲ インターナショナルコレクションの告知コーナーで、「各国のデザインを見る」をタップします。
▲ 上に並んだアイコンから国を選び、「文字盤を追加」をタップすると、文字盤がダウンロードできます。
3)手動で設定する
▲ インターナショナルコレクションの文字盤は、「ストライプ」文字盤が使われています。
「ストライプ」文字盤は、色、ストライプの本数、角度を、自分好みの作って設定できます。
応援しているスポーツチームのイメージカラーや、「推し色」を作れます。
▲ 「ストライプ」文字盤は、「フルスクリーン」と「円形」の2つのスタイルがあります。
フルスクリーンには、コンプリケーションは置けません。
円形は、四隅にコンプリケーションを置けます。
インターナショナルコレクションは22種類。国旗の色とは限らない
今回のインターナショナルコレクションには、以下の22か国のモデルがあります。
- 🇯🇵日本
- 🇦🇺オーストラリア
- 🇧🇪ベルギー
- 🇧🇷ブラジル
- 🇨🇦カナダ
- 🇨🇳中国
- 🇩🇰デンマーク
- 🇫🇷フランス
- 🇩🇪ドイツ
- 🇬🇧英国
- 🇬🇷ギリシャ
- 🇮🇹イタリア
- 🇯🇲ジャマイカ
- 🇲🇽メキシコ
- 🇳🇱オランダ
- 🇳🇿ニュージーランド
- 🇷🇺ロシア
- 🇿🇦南アフリカ
- 🇰🇷韓国
- 🇪🇸スペイン
- 🇸🇪スウェーデン
- 🇺🇸米国
▲ 2色〜5色の組み合わせで、各国が表現されています。
必ずしも、国旗の色とは限りません。
代表選手が身につけるユニフォームの、チームカラーが採用されている場合があります。
▲ たとえばイタリアモデル(左)は、サッカーチーム代表のユニフォームで有名な、「アズーリ」と呼ばれる青色がベースになっています。
国旗の緑・白・赤は、バンドの側面とラグに配色されています。
緑・白・赤の3色は、メキシコモデル(右)に使われています。
▲ このほかニュージーランド、オーストラリア、オランダのモデルも、国旗の色とは違う「ナショナルカラー」が採用されています。
参考:ナショナルカラー – Wikipedia
3種類買ってみた
▲ バンドの部分は、単色、左右で2色に色分け、表裏で色分けの、3パターンあります。
それぞれ1本ずつ、日本、米国、ジャマイカのモデルを買ってみました。
すべて44mmケース用です。
▲ 並べてみると、国によって長さが違います。
私はこの他にも4本のスポーツループを持っていますが、長さは微妙に違い、一定ではありません。
▲ 内側には適合サイズと、「JPN」「USA」「JAM」といった3文字の国名コードが貼られています。
▲ シルバーアルミニウムケースに取り付けて、文字盤も設定すると、このようになります。
▲ 日本モデルを身につけたところ。
白を基調に、両サイドに赤色を配した、日の丸をイメージしたカラーリングです。
日本代表のアスリートに使って欲しいです。
▲ こちらは米国モデル。
バンドの左右で色分けしたタイプで、星条旗のカラーリングです。
ストライプ文字盤をうまく使って、星条旗を表現してあるのには感心しました。
▲ 最後にジャマイカモデル。
バンドの表裏で色が違うタイプです。
ジャマイカの国旗である、緑、黄色、黒の三色旗のカラーリングです。
まとめ
2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催時には、開催都市のApple Store店頭でしか買えませんでした。
今回のインターナショナルコレクションは、オンラインで気軽に買えるようになっています。
バンドのタイプもスポーツループになり、洗濯もできてスポーツ時に最適です。
文字盤もお揃いにして楽しめます。
「限定版」として発売されているので、好きな国や応援しているチームがあるなら、買い逃さないようにしてください。
Apple Watch用バンド「インターナショナルコレクションスポーツループ」は、Apple公式サイトで販売中です。
40mmケース用と44mmケース用の、2サイズがあります。
価格は通常モデルと同じ、税込5,280円です。
販売ページ:Apple公式サイト