AirPods Proは「バッテリー充電の最適化」機能を備えています。
バッテリーの劣化を抑えるために、充電状況をソフトウェアで制御するものです。
なんのための機能?
リチウムイオン充電池は消耗品で、使っているうちに劣化してきます。
性質を理解して上手に使えば、劣化の進行を抑えることができます。
「バッテリー充電の最適化」は、バッテリーの劣化が最小限になるように、自動で充電を調整してくれる機能です。
iPhoneにも同様の「最適化されたバッテリー充電」機能があります。
どんなふうに働く?
ユーザーの使い方と使用時間を学習して、満充電(100%)になる時間を調整します。
満充電になったまま長時間充電され続けることがないように、80%充電されたところで、それ以降の充電を保留します。
その後は、ユーザーが使いそうな時間に向けて、100%までの充電を再開します。
iOS 14.2またはiPadOS 14.2以降のデバイスとペアリングされている必要があります。
たとえばMacだけでAirPods Proを使っている場合は、この機能は働きません。
またProではないAirPods(第1/第2世代)には、この機能は搭載されていません。
はやく100%まで充電したいなら、設定でオフに
なるべくはやく100%まで充電したいときは、「最適化」機能をオフにできます。
AirPods Proの蓋を開いて、デバイスに表示されるポップアップから「明日までオフにする」をタップします。
これで当日中は、「最適化」された充電はされません。
またはデバイスの設定画面でもオフにできます。
デバイスとの同期中に、デバイスの
設定 > Bluetooth
からAirPods Proの名前を探して、「i」ボタンをタップします。
ここで「バッテリー充電の最適化」をオン/オフにできます。
公式サポート情報
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