ベルキンから発売されている「BoostCharge 3 ポート USB-C 壁面充電器 (PPS 67W 付き)」をレビューします。
USB-C端子を3ポート搭載した電源アダプタです。
MacBookやiPhone、iPadなどを、最大3台同時に充電できます。
一般的な60W以上の充電器より約50％小さいとされる、コンパクトさも特徴です。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
メーカーの製品詳細：BoostCharge 3 ポート USB-C® 壁面充電器 (PPS 67W 付き) | Belkin
▲ 複数のUSBポートを備えた充電器はたくさんありますが、技術的な制約のためか、USB-C端子は2つまで製品ばかりでした。
この「BoostCharge 67W 3ポートUSB-C充電器」は、USB-C端子を3つ備えた待望の製品です。
必要十分な性能を備えつつも、手のひらに収まる小ささにも驚かされます。
▲ いなり寿司のような俵型で、2面がフラットな形状です。
プラグは折りたたみ式で、持ち運ぶときに邪魔になりません。
▲ USB-C充電端子が3つ並んでいます。
１ポートだけ使う場合は、どこに挿しても最大67Wです。
複数のポートを使う場合は、挿す場所によって最大出力が変わってきます。
接続したデバイスに、自動で最適な電力供給を行う自動電力分配機能を搭載しています。
▲ AirPods Proの充電ケースとサイズを比較してみます。
「BoostCharge」の方がやや大きいけれど、他社製の完全ワイヤレスイヤフォンの中には、もっと大きい充電ケースもあります。
▲ Apple純正の「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」と、「30W USB-C電源アダプタ」とも比較してみます。
形状が違うので比較は難しいですが、「BoostCharge」は充電性能では大幅に上回りながらも、同じようなボリューム感です。
持ち運び用に選ぶなら、「BoostCharge」一択でしょう。
▲ 同じメーカーの、USB-CとUSB-Aポートを搭載した従来品「Belkin BOOST↑CHARGE 30W USB-C Wall Charger + USB-C Cable with Lightning Connector」と、ほぼ同じ形状と大きさです。
USB-C 3ポート版の方が、わずかに厚く、重量もあります。
▲ 壁面コンセントに接続すると、コードが下向きに伸びて、邪魔にならない構造です。
見た目もすっきりしてシンプルです。
▲ ホテルやカフェのテーブルにあるコンセントにも使いやすいです。
▲ 実際にデバイスを充電してみます。
Apple製品の充電ケーブルは、いまではUSB-Cが主流になっています。
この電源アダプタなら、3台も接続できて便利です。
3ポートすべてを使っても、25W+20W+20Wの出力を得られます。
iPhoneを高速充電しながら、AirPodsとApple Watchなども余裕で充電できます。
▲ 1ポートだけ使うなら、最大67Wの出力があります。
MacBook Proには足りないかもしれませんが、MacBook Airには対応しています。
もう1ポートを同時に使っても、最大45W+20Wです。
MacBook AirとiPhoneの同時充電もできます。
▲ MacBookのシステムレポートで、給電ワット数を確認してみました。
MacBook Air 1台だけを接続している場合は、60Wと表示されていました。
iPhone 1台を足して、2ポート同時使用にすると45Wになりました。
iPhoneをさらにもう1台加えて3ポート同時使用にした場合は、25Wに下がりました。
スペック通りに動作するのが確認できました。
まとめ
1台でUSB-Cポートを3つ備えた、便利な電源アダプタです。
高性能・高出力ながら、手のひらに収まるコンパクトサイズで持ち運びやすいです。
最大67Wの高出力と、20〜45Wでの複数台充電にも対応していて、性能も十分です。
ホワイト1色のシンプルなデザインは、Apple製品にもよく似合います。
Apple製品向けアクセサリを長く手がけてきた実績のあるBelkin製で、安心して使える充電器です。
Belkin BoostCharge 67W 3ポートUSB-C充電器（WCC002dqWHJP）は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込6,400円です。
