iPhone 5/5s用ケース「OtterBox Preserver for iPhone 5s/5」をレビューします。
防護ケースの老舗OtterBoxの防水・耐衝撃ケースです。
水深2メートルまでの防水性能に、高さ2メートルからの落下に耐える衝撃耐久性を備えています。
収納したままで、iPhone 5sの指紋認証センサー「Touch ID」でのロック解除に対応しています。
▲ 製品には4色のカラーバリエーションが用意されています。
モノトーンの2色は発売中で、カラフルな2色は1月中旬に発売予定です。
このページで使用しているのは「ホワイト/ガンメタルグレー」です。
▲ 前後2枚合わせ構造のケースです。
ハンドストラップが付属しています。
使用開始する前に、耐水性のテストをすることが推奨されています。
iPhoneを入れていない状態で、水に沈めてみて、浸水がないか確かめます。
詳しい確認方法は、製品に付属の説明書に記載されています。
中に紙などを入れておくと、浸水の有無を確認しやすいです。
▲ 背面パーツの内側には、ウレタン製のクッション材が貼られています。
フチの部分には、浸水を防ぐパッキンが設けられています。
▲ iPhoneを前面パーツにはめ込んでから、背面のカバーを被せます。
パーツが硬く噛み合います。
▲ iPhoneに装着したところ。
ゴツい外観ですが、同じメーカーの従来品よりも洗練されたデザインに感じます。
▲ 前面の外観。
タッチスクリーンとホームボタン、カメラ、センサー部分は、透明のカバーで覆われています。
防水性を保ったままで、タッチスクリーンの操作、通話、前面・背面カメラでの撮影など、あらゆることができます。
▲ iPhone 5sの指紋認証センサー「Touch ID」でのロック解除にも対応しています。
認識精度が落ちるかと予想していましたが、裸の状態とそれほど変わりませんでした。
もし認識しにくくなるなら、ケースに装着した状態で指紋を登録しなおすと、解決するかもしれません。
▲ 透明カバーで覆われていても、タッチスクリーンは快適に操作できます。
画面周りを大きく開けるように工夫されていますが、やはり端の方はタッチしにくいです。
画面最上部をタッチして上にスクロールする操作や、Safariで左右にフリックして前ページ・次ページへ移動する操作などが、裸の状態よりしにくいです。
▲ 背面は、中央部が凹んだ状態になっています。
フチの部分はパッキンが入っているために、厚みが必要なのでしょう。
傷や汚れの付きにくい梨地加工が施されています。
▲ スリープボタン、音量ボタン、消音スイッチは、カバーされた上から操作できます。
消音スイッチは、前面側に倒すとマナーモード、背面側に倒すと音が出るように切り替わります。
▲ ヘッドホン端子とLightning端子は、開閉式になっています。
開閉しやすいように、ツメを入れる隙間が設けられています。
▲ アップル純正のLightningアダプタ5種の接続チェック。
横幅の広い「30ピンアダプタ」と、「Micro USBアダプタ」が使えませんでした。
- Lightning – 30ピンアダプタ:×
- Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):OK
- Lightning – Micro USBアダプタ:×
- Lightning – Digital AVアダプタ:OK
- Lightning – VGAアダプタ:OK
▲ ストラップホールが搭載されています。
ヒモを通すには、背面カバーを外した状態で行う必要があります。
穴が小さく、ヒモを通しにくいです。
製品にはハンドストラップが付属しています。
▲ ケースを外すときは、消音スイッチのある方の角から、背面カバーを引きはがします。
手で外しにくいときは、コインでこじると開けられます。
▲ iPhone 5sのほか、iPhone 5にも対応しています。
▲ iPhoneを挟んでぴったり閉じる構造のため、iPhoneに貼る保護フィルムなどは併用できないことになっています。
私は厚さ0.32ミリの強化ガラス製液晶カバー「Armorz Stealth Extreme Lite」を貼ったまま装着してみましたが、支障無く使えました。
タッチスクリーンの認識精度や、防水性能に影響する恐れがあるので、フィルムなどの併用はおすすめしません。
▲ 継続的に水没しても内部に浸水することがない、防水規格「IPX8」の保護等級に準拠しています。
水深約2メートルに、30分間沈めても耐えられるとされています。
ウインタースポーツ時や、悪天候でも安心して使用できます。
入浴時に使うなど、iPhoneの活用の幅が広がります。
まとめ
画面操作はもちろん、通話、撮影もそのままできる、防水・耐衝撃ケースです。
雨や雪の降る中でも、気軽にiPhoneを取り出して操作したり、写真撮影ができます。
iPhone 5sの指紋認証センサーにも対応し、iPhoneの操作性・利便性を損ないません。
衝撃にも強く、あらゆる場面でiPhoneをしっかり守ってくれそうな、頼もしい製品です。
4色のカラーバリエーションが用意されています。
モノトーンの2色は発売中で、カラフルな2色は1月中旬に発売予定です。
上の写真のように雪の中に落とした場合などは、鮮やかな色がついていた方が見つけやすいでしょう。
以下のオンラインショップで取り扱い中です。
価格は7,180円〜9,236円です。
※追記:2014年6月20日からは、同製品を対象とした「OtterBox保証サービス」が開始されています。
「OtterBox Preserver」の不具合により、もしiPhoneに修理が必要になった場合は、修理代金を保証してもらえます。
ケースの購入から14日以内に、専用サイトで申し込み・登録しておく必要があります。
保証サービスの期間は、購入から1年間です。
詳細はこちら:OtterBoxの対象ケースを装着したiPhoneの修理代金を保証するサービス「OtterBox保証サービス」受付開始