【レビュー】Moshi SenseCover for iPhone 5/5s:閉じたまま電話に出られる、タッチ操作対応カバーを搭載したiPhoneケース

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s

「Moshi SenseCover for iPhone 5/5s」をレビューします。
iPhone 5/5s用の、横開きのフリップ式ケースです。
カバーに設けられたウインドウを通して、電話着信時の相手の名前や、時刻を確認できます。
カバーの上からタッチ操作ができるパッドを搭載し、カバーを開かずに電話に出られます。

米Moshiの製品で、国内ではMJSOFTから販売されます。
本日2月28日から予約受付が開始され、3月5日に出荷開始予定です。
今回販売元のご好意で、発売前の製品をレビューする機会を得られました。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ ケース本体のほかに、背面用の保護フィルムが付属しています。
ケース背面のAppleマーク部分に穴が開けられているので、本体が傷つかないように貼るものです。
クリーニングクロスも同梱されています。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ ポリカーボネート製のハードケースに、ポリウレタン製のカバーを取り付けた構造です。
iPhoneをはめ込むだけで、簡単に装着できます。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ iPhoneに装着したところ。
カバーの表面は、アルミのようなヘアライン加工が施されています。
「チタニウム」と「ブラック」の、2色のカラーバリエーションが用意されています。
このページで使用しているのはチタニウムです。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ ポリカーボネートの部分は、金属のようにも見える美しいシルバー塗装です。
横開きケースとしては、かなり薄く・軽く仕上げられています。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ 上側面は大きく開けられています。
ケースの薄さのためにエッジが尖っており、スリープボタンを押す際に、指に当たるのが少し気になります。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ Lightning端子まわりも、大きく開けられています。
アップル純正のLightningアダプタ5種も、すべて接続できます。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ カバーはマグネット式の留め具で固定されています。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ マグネット式留め具は、カバーを開いた状態にも固定できます。
ただしこの状態だと、背面カメラはカバーに覆われています。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ 留め具のベロを、左手の親指と人差し指の間に挟むことで、片手でカバーを開けます。
下の動画を参照してください。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ カバーの背の部分には、エンボス加工で音量ボタンの位置が示されています。
カバーを閉じたままで、ボリューム調節ができます。
消音スイッチを切り替えたり、状態を確認するには、カバーを開く必要があります。

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▲ カバーに設けられた窓を通して、ロック画面に表示される現在時刻や、電話着信時の相手の名前、充電状態を確認できます。
この窓は、透明なカバーで保護されています。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ カバー下部には、独自の「SensArrayパッド」が埋め込まれています。
このパッド越しに、閉じたカバーの上からiPhoneのタッチスクリーンを操作できます。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ 電話着信時には、パッドを横になぞると、画面上の「スライドで応答」スライダが操作され、電話に出られます。
パッドの小さな隙間から、「スライドで応答」の緑色が見えます。
厚さ0.32ミリの強化ガラス製液晶カバー「Armorz Stealth Extreme Lite」を貼ったままでも、カバー越しに画面操作できました。
同じメーカーの強化ガラス製カバー「iVisor Glass」の場合は、反応しにくいことがありました。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ 受話口部分と近接センサー部分は、穴あけ加工です。
カバーを閉じたままでも、iPhoneを耳に近づけると、近接センサーが働いて画面が消灯します。
FaceTimeカメラは、カバーを閉じたままでは使用できません。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ 通話中はパッドの隙間から、「終了」ボタンの赤色が見えています。
電話を切るときは、パッドに触れると、画面上の「終了」ボタンを押せます。
本体上部のスリープスイッチを押しても、電話を切れます。
電話を受けてから切るまで、カバーを閉じたままで完結できます。

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ このケースはiPhone 5にも対応していますが、上部の窓や操作パッドは、iOS 7にしか対応していません。
iOS 7でも、今後のソフトウェア・アップデートで画面のレイアウトが変わったりすると、使えなくなる恐れがあります。
(通話時の画面デザインが変わった、iOS 7.1でも使用できます)

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s
▲ 背面のAppleマーク部分は穴が開いているので、iPhone本体を傷から守るための背面保護フィルムが付属しています。
このフィルムは上下のガラス部分のみが粘着し、アルミ部分には貼り付かないようになっています。
Appleマークに段差があるために、普通の吸着フィルムだとマークの周りが浮いてしまうので、それを避けるための仕様です。
中央部分が吸着していないために、カパカパするし、剥がれやすいです。
あくまでこのケースのためのフィルムで、フィルムだけの使用には向きません。

まとめ

Moshi SenseCover for iPhone 5/5s

カバーを閉じたままで時刻確認ができるケースや、電話応答のスライド操作ができるものは、これまでにもありました。
この「Moshi SenseCover」は穴あけ加工ではなく、カバーの上から操作できる独自の機構が採用されています。
moshiの製品らしい洗練されたデザインと、クオリティの高い作りで、薄く・軽いケースです。
画期的な仕掛けが楽しく、電話がたくさんかかってくる人にとっては使いやすい製品です。

「Moshi SenseCover for iPhone 5/5s」は以下のオンラインショップで購入できます。
3月5日から出荷開始予定です。
価格は各4,880円です。

販売元の詳細ページ:moshi-shop.jp 商品ページ:moshi SenseCover for iPhone 5/5s

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