アディダスから発売されている、iPhone 6用とiPhone 6 Plus用ケースをレビューします。
かつてアディダスで使用されていた三つ葉(トレフォイル)のロゴマークを復刻した、adidas Originals(アディダスオリジナルス)ブランドのシリーズです。
三つ葉マークと3本ストライプがデザインされています。
iPhone 5/5s用に発売された同じシリーズは、「Snap Case」「Booklet Case」としてApple Storeでも販売されています。
iPhone 6用は、ハードケース型の「Moulded Case」と手帳型の「Booklet Case」がラインナップされています。
iPhone 6 Plus用は、手帳型の「Booklet Case」のみです。
このページでは、iPhone 6用が「Moulded Case」、iPhone 6 Plus用が「Booklet Case」を使用しています。
アディダス オンラインショップで、11月中旬から順次販売開始されています。
このページでは、発売前の製品を評価用に提供されたものを使用しています。
ハードケースタイプ「Moulded Case」
▲ 背面カバー型のハードケース「Moulded Case」は、iPhone 6用のみ用意されています。
ラバーコーティングされたポリカーボネート製ハードケースの背面に、レザー素材が貼られた構造です。
▲ iPhoneと接触する内側には、ウレタン素材のシートが貼られています。
▲ 一般的なハードケースと同じように、背面に被せるように装着します。
ボリュームボタンのある側面から入れるのが良さそうです。
▲ iPhoneに装着したところ。
伝統あるアディダスのデザインが、スポーティーな雰囲気を醸し出しカッコいいです。
このページで使用している「ホワイト/ブラック」を含めて、全7色のカラーバリエーションが用意されています。
▲ ケースの側面はラバーコーティング仕上げなので、握ったときに滑りにくくなる効果があります。
背面全体(白い部分)にレザー素材が貼られ、その上にストライプ状の帯が縫い付けられています。
ストライプの隙間には、スニーカーをイメージしたような穴が開けられています。
ロゴ部分は、エンボス加工にプリント処理で表現されています。
▲ 前面は大きく開けられています。
フチの部分はガラス面よりも飛び出しており、画面を下向きに置いても、ガラスが接触することがありません。
▲ 消音スイッチとボリュームボタン部分。
消音スイッチは、指の腹でも操作できます。
ボリュームボタンも押しやすいです。
▲ スリープボタンも違和感無く操作できます。
▲ 上側面は、半分くらいまでカバーされています。
▲ 背面はiPhoneのレンズの出っ張りよりも厚みがあり、レンズを保護できます。
▲ Lightning端子側の開口部。
マイク・スピーカー穴の近くまでカバーされ、ヘッドホン端子とLightning端子のまわりが削られています。
▲ アップル純正の5種類のアダプタのうち、幅の広い「30ピンアダプタ」(写真右端)以外の4種類を接続できました。
幅の広い「30ピンアダプタ」も使えそうな形状に見えますが、しっかり奥までささりませんでした。
手帳型ケース「Booklet Case」
▲ 手帳型の「Booklet Case」は、iPhone 6用とiPhone 6 Plus用がリリースされています。
このページでは、iPhone 6 Plus用を使って解説しています。
▲ ポリカーボネート製ハードケースに、二つ折りのカバーを付けた構造です。
手帳型ケースによくある、スタンド機能は備えていません。
背面の外側に、カードポケットを搭載しています。
▲ ハードケースと同じように、iPhoneをはめ込むだけで装着できます。
▲ カバーの表面には、三つ葉マークが型押し加工され、3本ストライプが縫い付けられています。
薄い作りで、本当の手帳のように見えます。
▲ カバーは大きく開けて背面に回せるので、画面操作の邪魔になりません。
私はデスクなどに置いておく際には、届いた通知がすぐ見えるように、このようにカバーを開いた状態にしています。
▲ 背面のデザイン。
ストライプ柄が表面から続いています。
ストライプの隙間には、スニーカーをイメージさせる穴が開けられています。
カメラレンズの飛び出しよりも厚みがあるので、レンズを保護できます。
▲ 消音スイッチとボリュームボタン部分。
カバーを開けた状態で操作する必要があります。
▲ 穴あけ加工だったハードケース型の「Moulded Case」とは異なり、各ボタン部分は、前面開口部と繋がっています。
▲ Lightning端子側の開口部。
大きく開けられているように見えますが、端子に厚みのあるLightningケーブルだと、接続できない可能性があります。
▲ アップル純正の5種類のアダプタを試したところ、幅の広い「30ピンアダプタ」(写真右端)だけ接続できませんでした。
▲ 背面ストライプの一番上は、カードポケットになっています。
アディダスのストライプ柄をうまく利用した、面白い仕掛けです。
▲ カードを入れると、写真のような状態になります。
カード全体を隠せるほど深く収納することはできません。
ハードケース型の「Moulded Case」には、カード収納機能はありません。
まとめ
ファッションアイテムとしても人気のある、アディダスのデザインが施された、公式のiPhoneケースです。
ラバーコーティングされたポリカーボネートとレザーの組み合わせは、握り心地がいいです。
iPhone 6用は、手帳型とハードケース型から選べます。
iPhone 6 Plus用は手帳型のみです。
スポーツブランドの製品ながら、シンプルで上品なデザインで、どんなシーンでも使いやすい製品です。
アディダス オンラインショップで、一部のカラーから順次販売開始されています。
iPhone 6用(4.7インチ)税込各4,104円
Moulded Case(ハードケース) Booklet Case(手帳型)( ブラック/ホワイトはこちら)
iPhone 6 Plus用(5.5インチ)税込各4,320円
Booklet Case(手帳型)
iPhone 5/5s用も発売中です。税込各4,104円
Moulded Case(ハードケース) Booklet Case(手帳型)