iPhone 6/6s用とiPhone 6 Plus/6s Plus用の「Power Support エアージャケット2」をレビューします。
パワーサポート社の定番ハードケース「エアージャケット」の新モデルです。
クリアのケースに、メタリックなグラデーション塗装が施されています。
シルバーとローズゴールドの、2色がラインナップされています。
この4月にApple Store店頭とApple公式サイトで販売開始された、新製品です。
先行して試する機会を得られたので、レビュー記事でご紹介します。
▲ iPhone 6/6s用と、iPhone 6 Plus/6s Plus用の、2サイズが用意されています。
それぞれシルバーとローズゴールドの、2色のカラーバリエーションです。
このページでは、iPhone 6/6s用がローズゴールド、iPhone 6 Plus/6s Plus用はシルバーを使用しています。
▲ ケース背面の下部に、メタリックな塗装が施されています。
塗装は上に行くほど薄れる、グラデーション仕上げです。
パッケージ内容はケース本体のみで、付属品はありません。
▲ 装着するには、左上(音量ボタン側)、右上(スリープボタン側)、底部(Lightning端子側)の順にはめ込みます。
取り外すには、右下(切り欠きのある側)、左下(ヘッドホン端子側)と外してから、iPhoneを引き抜きます。
▲ iPhoneのローズゴールドモデルに、ローズゴールドのケースを装着したところ。
メタリックなグラデーション塗装により、iPhone背面の文字が覆い隠されます。
下のいわゆる「Dライン」も見えなくなり、iPhoneがすっきりしたシンプルなデザインに変わります。
iPhone本体の色に、かなり似せた色に仕上げられています。
完全に同じではありませんが、滑らかなグラデーションの効果で、違和感なく溶け込んでいます。
▲ 塗装された部分は完全な不透明ではありません。
文字とDラインが、うっすらと確認できます。
傷を自己修復するコーティングが施されており、美しさが長持ちします。
▲ 消音スイッチとボリュームボタン部分は、穴あけ加工です。
開口部は小さいですが、ケースが薄いので、指の腹で操作できます。
▲ スリープボタン部分も同じく穴あけ加工で、違和感なく押せます。
▲ カメラレンズ部分は、LEDフラッシュの側が大きくなった、いびつな形に開けられています。
これはLEDフラッシュの点灯時に、ケースが干渉して乱反射するのを防ぐための処置です。
▲ 背面は、飛び出たカメラレンズを保護できる程度の厚みがあります。
▲ 前面は大きく開けられています。
フルカバータイプのガラスフィルム「なめらかシリコンフチ&ラウンドエッジ フルカバーガラス保護フィルム」は併用できました。
Lightning端子とヘッドホン端子部分の開口部も広めです。
ヘッドホン端子の開口部は、柔軟性を持たせてケースを着脱しやすくするためか、前面開口部とつながっています。
▲ アップル純正のLightningアダプタやドックの接続チェック。
幅広で短い「Lightning – 30ピンアダプタ」(写真右上)以外は、すべて接続できました。
- Lightning – 30ピンアダプタ:×
- Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):OK
- Lightning – Micro USBアダプタ:OK
- Lightning – Digital AVアダプタ:OK
- Lightning – VGAアダプタ:OK
- Lightning – USBカメラアダプタ:OK
- Lightning – USBカメラアダプタ:OK
- Lightning – USB 3カメラアダプタ:OK
- Lightning – SDカードカメラリーダー(旧):OK
- Lightning – SDカードカメラリーダー(新):OK
- Lightning – USB-Cケーブル:OK
- iPhone Lightning Dock:OK
▲ iPhone 6 Plusのシルバーモデルに、シルバーのケースを装着したところもご紹介します。
こちらもiPhone本体色によく似せてあり、違和感なくマッチします。
やはり本体の文字とラインが、うっすらと透けて見えます。
▲ こちらはiPhone 6のスペースグレイモデルに、ローズゴールドのケースを装着したところ。
(奥は比較のために置いた、iPhone 6s ローズゴールド)
本体とケースが違う色の組み合わせでも、面白い効果が生まれます。
▲ この「エアージャケット2」はApple Store限定販売です。
グラデーション塗装ではない従来品の「エアージャケット」も、Apple Storeで販売されているものは特別仕様で、一般販売されている通常版とは異なる部分があります。
Apple Store版は右下に切り込みがありますが、通常版は丸く削ったような形状です。
ケースのフチは、Apple Store版は1ミリほど飛び出ていて、液晶画面の保護性能が向上しています。
通常版のフチは、ガラス面とほぼ同じ高さです。
装着・取り外しのしやすさは、Apple Store版の方が上です。
カメラレンズ・LEDライトの開口部は、Apple Store版のほうがやや広くなっています。
パワーサポートといえば日本製ですが、Apple Store版のみ韓国で製造されています。
価格や付属品も異なります。
まとめ
美しいメタリックなグラデーションカラーが、iPhone本体に違和感なくマッチします。
ケースの作りは老舗のパワーサポートらしく、しっかりしていて使いやすいです。
カバー率が高く、iPhoneをしっかり保護できます。
傷修復コーティングにより、ケース自体もきれいなままで保てます。
残念なのが、カラーバリエーションがシルバーとローズゴールドの2色のみで、ゴールドとスペースグレイが無いところ。
メタリックな質感が独特な光沢を放つ、美しいケースです。
「Power Supportエアージャケット2」は、Apple公式サイトで購入できます。
価格は各サイズとも同じで、税込各3,218円(税別2,980円)です。