パワーサポートの「エアージャケットセット for iPhone 7」をレビューします。
薄型のポリカーボネート製ハードケース「エアージェケット」の、iPhone 7対応版です。
iPhone 7 Plus用も発売中です。
▲ ケース本体と、液晶保護フィルム、クリーニングクロスのセットです。
液晶フィルムは、「AFPクリスタルフィルム」として単品販売もされているものです。
指紋がつきにくい加工が施された、光沢仕様のフィルムです。
クリーニングクロスも、おまけとしては質感のよいものが使われています。
▲ クリア、クリアマット、ラバーブラック、クリアブラックの、全4色がラインナップされています。
クリアとクリアブラックは、傷を自己修復する「セルフリペアコート」加工が施されています。
クリアマットとラバーブラックは、マットなラバーコーティング仕上げです。
ラバーブラックのみ不透明です。
このページでは、クリアとクリアブラックを使っています。
▲ 「エアージャケット」は保護面積が大きく、タイトな作りのシリーズです。
装着と取り外しは、一般的な形状のハードケースよりも難しいです。
角を一カ所ずつはめ込んでいく必要があります。
装着・取り外し方法は、説明書が同梱されているほか、メーカーサイトにも掲載されています。
▲ ブラックのiPhoneに、クリアのエアージェケットを装着したところ。
薄型で、iPhoneのスリムさを損なわずに守れます。
傷を自己修復する「セルフリペアコート」により、小傷がつくこともなく、美しさが長持ちします。
▲ マットな質感の「ブラック」のiPhoneには、問題なく装着できます。
しかしジェットブラックのiPhoneに装着すると、ケースと本体が密着して「シミ」「にじみ」のように見える、「干渉縞」と呼ばれる現象が発生します。
ジェットブラックのiPhoneには、不透明のラバーブラックのみ、おすすめできます。
▲ 前面は広く開けられています。
ケースのエッジは、前面ガラスとほぼツライチ(同じ高さ)です。
画面を下向きに置くと、画面のガラスとデスクなどが接触してしまいます。
誤って落としたときにも、ガラスを守れそうにありません。
前面ガラスにケースが被っていないため、液晶保護フィルムは併用しやすいです。
フルカバータイプのガラスフィルム「PATCHWORKS ITG Full Cover」は、余裕で併用できました。
▲ 右下と左下の角は、装着・取り外しがしやすいように、削り取ったような形状になっています。
着脱時の柔軟性を確保するために、Lightningの開口部も、前面とつながっています。
▲ ボリュームボタンと消音スイッチ部分は、穴あけ加工されています。
穴は小さくても、ケースが薄いので問題なく操作できます。
消音スイッチも、指の腹で切り替えられます。
▲ スリープボタンも同じく穴あけ処理で、押しやすい作りです。
▲ 背面も薄く、iPhone 7のカメラレンズは、わずかに出てしまいます。
ほんのわずかなので、平たく置いたときにガタつくことはありません。
▲ 底部のスピーカー・マイク部分は、本体の穴に合わせてひとつずつ開口されています。
Lightning端子の開口部は小さめです。
サードパーティー製ケーブルの中には、接続できないものがありました。
▲ Apple純正のLightningアダプタなど13種が、接続できるかチェックしました。
「Micro USBアダプタ」と、幅広で短い「Lightning – 30ピンアダプタ」(写真右上のふたつ)が接続できませんでした。
- EarPods with Lightning Connector:OK
- Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ:OK
- Lightning – 30ピンアダプタ:×
- Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):OK
- Lightning – Micro USBアダプタ:×
- Lightning – Digital AVアダプタ:OK
- Lightning – VGAアダプタ:OK
- Lightning – USBカメラアダプタ:OK
- Lightning – USB 3カメラアダプタ:OK
- Lightning – SDカードカメラリーダー(旧):OK
- Lightning – SDカードカメラリーダー(新):OK
- Lightning – USB-Cケーブル:OK
- iPhone Lightning Dock:OK
▲ ここまで「クリア」を使って解説してきましたが、もう1色「クリアブラック」も紹介します。
薄いグレーの色がついた、スモーク仕上げです。
▲ 写真では伝わりにくいですが、「クリアブラック」はブラックのiPhoneとの一体感が素晴らしいです。
光沢感をまといつつ、ケースが目立たず、まるでジェットブラックのiPhoneのように見えます。
「クリア」ではケースの透明なフチが目立ちますが、「クリアブラック」は黒い本体にとけ込むようです。
ブラックのiPhoneに使うなら、「クリア」よりも「クリアブラック」がおすすめです。
まとめ
クオリティの高い定番ハードケースの最新モデルです。
薄型で保護面積が大きく、全体を保護フィルムで包むかのように守れます。
ジェットブラックのiPhoneの場合は、密着した部分がシミのように見えるので、不透明のラバーブラックを選んでください。
Lightning端子の開口部は小さすぎるので、もっと広めに開けて、ケーブルの互換性を増やしてほしいところです。
ブラックのiPhoneは「クリアブラック」との相性がよく、まるでジェットブラックのように見えるので、特におすすめです。
iPhone 7用の「エアージャケットセット for iPhone 7」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各2,980円(税別2,759円)です。
iPhone 7 Plus用の「エアージャケットセット for iPhone 7 Plus」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各3,280円(税別3,037円)です。