Appleが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のために、Appleマップで収集した移動データを提供・公開すると発表しています。
人々の移動の傾向を、自治体や保健当局に提供し、公共政策の基盤として利用できます。
保存・提供されている移動データは、プライバシーに配慮し、ユーザーIDとの関連づけは行われていません。
ニュースリリース:Apple、新型コロナウイルス対策支援のため、モビリティデータを利用可能に – Apple (日本)
データは公式サイトで公開され、誰でも参照できます。
主要な63の国と地域の、徒歩、自動車、交通機関の移動量の推移を見られます。
日本、東京、大阪、名古屋、福岡のデータも含まれています。
公式サイト:COVID‑19 – Mobility Trends Reports – Apple
Appleでは感染防止対策として、以下の取り組みも行なっているとのこと。
- 世界中の医療従事者へ、2000万枚以上のマスクを供給、寄付
- Appleとサプライヤーによるチームで、フェイスシールドを設計・生産
- 週に100万枚のマスクを、最も必要な地域に出荷
- 警察、消防、医療従事者向けの新しいアプリケーションを、スタンフォード大学医学部が構築するのを支援
またAppleはGoogleと協力して、感染者との濃厚接触を検出・追跡する新しい技術の開発を行うことも発表しています。
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