パワーサポートのiPhone 14 Pro用薄型ハードケース「エアージャケット」をレビューします。
iPhone 14用、14 Plus用、14 Pro Max用も、同じ仕様で発売中です。
▲ 「エアージャケット」はiPhone 3Gの頃から発売されている、背面保護ケースの定番シリーズです。
従来は一般的なハードケースと同じ、ポリカーボネート素材でした。
2020年のiPhone 12シリーズ用からは、新素材「トライタン」が採用されています。
医療機器にも使用される、安全性の高い「BPAフリー」の素材です。
柔軟性も備えており、耐衝撃性もアップし、変色もしにくいとされています。
「クリア」「クリアブラック」「クリアマット」「スモークマット」「ラバーブラック」の5色のカラーバリエーションで、仕上げも異なります。
さらにメーカー直販サイト限定販売のカラーとして、「アッシュゴールド」「アイスシルバー」「インパクトレッド」「ディープブルー」の4色もあります。
合計すると、9色ものカラーバリエーションになっています。
このページでは、iPhone 14 Proのシルバーモデルに似合う「クリアマット」を使用しています。
別シリーズとして、パステルトーンの7色の「エアージャケットNANACOLOR」もリリースされています。
▲ つやつやの光沢仕上げの「クリア」に対して、この「クリアマット」はつや消し仕様です。
同じメーカーの画面保護用「アンチグレアフィルム」のようなイメージです。
▲ 消音スイッチのある角から、順番にはめ込んでいきます。
ポリカーボネート製の「エアジャケ」と比べると、トライタンは柔軟性が増したためか、着脱しやすくなったように感じます。
▲ iPhone 14 Proのシルバーモデルに装着したところ。
背面ガラスがマット仕上げのiPhone 14 Proと、エアージャケットのマット仕上げがマッチしています。
これまでのiPhone + エアージャケットの組み合わせの中で、最も「何もつけていない」ように見えます。
▲ 側面もマット加工です。
ステンレス製で光沢のある、iPhoneの側面とは質感が変わりますが、違和感ありません。
マット加工なので、指紋や皮脂汚れなどがつきにくいです。
突き出たカメラレンズを守れるように、レンズ周りが高くフチ取りされています。
▲ 前面のエッジは、ガラス面よりもわずかに高くなっています。
ポリカーボネート製のエアジャケでは、着脱のために角の部分が大きめに削られていました。
このトライタン製では、その部分が解消され、カバー率が高くなっています。
誤って落としても、ガラスが直接ぶつかることは無さそうです。
▲ 消音スイッチと音量ボタンは、それぞれ穴あけ加工されています。
穴は小さめですが素材が薄いので、親指の先でも消音スイッチの切り替え操作ができます。
音量ボタンは奥まるので、ボタンをカバーしたケースや、大きく開けたケースと比べると押しにくいです。
▲ 反対側のサイドボタンも同じです。
▲ 充電コネクタ（Lightning端子）の開口部は、あまり大きく取られているとは言えません。
端子が太いケーブルやアクセサリは干渉する可能性があります。
▲ MagSafe充電器は、弱く吸着して充電できますが、外れやすいです。
ただ私が使用しているMagSafe充電スタンド（Belkin製とAnker製）は、偶然にもカメラ部分の突き出しが引っかかって落下を防止し、充電できています。
横向きには使えません。
ふつうのQiワイヤレス充電器は問題なく使用できます。
まとめ
iPhoneケースの定番モデル「エアージャケット」の最新版です。
iPhone 12用から採用されている新素材トライタンにより、より使いやすく進化し、保護性能も増しています。
「クリアマット」カラーはiPhone 14 Proのシルバーモデルによく似合い、何もつけていないかのような自然さが極まっています。
保護性能の高いハイブリッドケースなどと比べると、手の中で滑りやすく、使い勝手では劣ります。
薄型で目立たないケースを探している方におすすめです。
iPhone 14/14 Pro用シリーズ用の「パワーサポートエアージャケット」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各2,800円です。
iPhone 14用
iPhone 14 Plus用
iPhone 14 Pro用
iPhone 14 Pro Max用
