【レビュー】iPhone 15 Pro用カメラレンズ保護ガラス Simplism [PicPro CUSHION] Dinorex

iPhone 15 Pro用カメラレンズ保護ガラス Simplism [PicPro CUSHION] Dinorex

トリニティのSimplism(シンプリズム)ブランドから発売されている、「iPhone 15 Pro / 15 Pro Max [PicPro CUSHION] Dinorex クリア カメラレンズ保護ガラス」をレビューします。
iPhone 15 Proと15 Pro Maxに対応する、カメラレンズ用保護カバーです。

レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。

カメラレンズ保護ガラス

SimplismのiPhone 15シリーズ用カメラレンズ保護ガラスは、以下の4シリーズで展開されています。
いずれも、レンズのまわりだけではなく、レンズ自体を覆うものです。
それぞれに、ガラス素材や仕上げの異なるバリエーションがあります。

  • PicPro(平面タイプ):1,380円〜1,980円
  • PicPro CUSHION(エッジが高くなった3Dフレーム・365日安心保証サービス付き):1,780円〜2,280円
  • ナノコート(汚れが落ちやすい特殊コーティング):1,380円〜1,780円
  • 精密設計ケース専用(レンズの表面だけをカバー):1,080円・1,380円

今回使用する3Dフレームの「PicPro CUSHION」には、以下の5タイプがあります。

  • ゴリラガラス(超強化ゴリラガラスを使用):2,280円
  • Dinorex(日本電気硝子社製Dinorexを使用):2,180円
  • Dragontrail(AGC社製Dragontrailを使用):1,980円
  • ウルトラクリア(透過率97.3%のアルミノシリケートガラス):1,980円
  • クリア(アルミノシリケートガラス):1,780円

その中から、ゴリラガラスの次にグレードの高いDinorexを試してみます。

カメラレンズ保護ガラス

▲ 保護ガラス本体に、クリーニング用のクロスと埃取りテープ、綿棒がセットになっています。
貼り方の説明書と、365日保証サービスの申請方法の解説も同梱されています。

カメラレンズ保護ガラス

▲ 最初にクロスを使って、汚れや埃を取り除きます。

カメラレンズ保護ガラス

▲ 段差になっていて、クロスが届きにくい部分には、綿棒を使います。

カメラレンズ保護ガラス

▲ 仕上げに埃取りテープを貼り付けます。
レンズ周りの土台部分に残ったホコリを除去するためのものです。

カメラレンズ保護ガラス

▲ クリーニングが終わったら、保護ガラスを貼り付けます。
保護ガラスは、硬いプラスチック製のベースに貼られています。

カメラレンズ保護ガラス

▲ iPhoneのカメラレンズに被せます。
向きを間違える心配はないでしょう。
粘着面がレンズの形に合わせて作られているので、位置合わせも簡単です。
接着剤は、レンズまわりの土台部分にだけ使われています。

カメラレンズ保護ガラス

▲ iPhone 15 Proのナチュラルチタニウムモデルに装着したところ。
アクリル板を貼ったような見た目になりますが、思っていたよりも違和感がありません。
レンズの縁を囲む黒いリングは、レンズフレアなどを防ぐのに必要なのでしょう。
右下の小さなマイク穴だけが、内側まで貫通しています。
3つのレンズとLEDフラッシュライト、LiDARスキャナは覆われています。

カメラレンズ保護ガラス

▲ iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの両方に対応しています。
大事なレンズを覆ってくれることで、かなり安心感があります。
フチがバンパーのように高くなっている以外は、全体がフラットになります。
汚れを拭き取りやすく、メンテナンスがしやすいです。

カメラレンズ保護ガラス

▲ カメラレンズ部分を四角く開けた、多くのケースを併用できます。
Apple純正ケースは3タイプとも問題ありません。
しかしケースを取り外すときに、レンズカバーが引っかかって、剥がれてしまうことがありました。
またこのタイプのケースにも、形状により併用できないものがあります。
PITAKA製の2タイプや、レンズ周りがキックスタンドになったESR製品は、干渉して使えませんでした。

カメラレンズ保護ガラス

▲ レンズそれぞれを穴あけした、「Simplism [AIR-REAL Solid]」のようなケースも、もちろん併用できません。
このようなケースには、レンズ表面だけを覆う「精密設計ケース専用」タイプを選んでください。

撮影サンプル

▲ レンズの表面も覆っているので、撮影画質への影響があるか気になるところです。
特に太陽や照明など、強い光を撮影したときにフレアが発生するのではないかと心配しましたが、はっきりとした違いは確認できませんでした。
上の写真のように暗い場所で光源を撮影すると、カバーをつけた方に、ぼんやりと「もや」のような光が発生していました。

カメラレンズ保護ガラス

▲ 外したくなったら、横を持って引き剥がします。
くりかえし着脱できる仕様ではありませんが、何度か外しても、吸着してくれました。
もし割れてしまっても、交換してもらえる「365日保証サービス」を利用できます。利用できるのは1回だけで、諸条件が適用されます。

まとめ

カメラレンズ保護ガラス

iPhoneの大事なカメラレンズを守ってくれる、ガラス製カバーです。
レンズのまわりを保護するのではなく、レンズ自体の表面も覆ってくれます。
装着したときの安心感はかなり高いです。
iPhoneにケースをつけたくない裸派のひとにも、レンズを守るためにおすすめです。

iPhone 15 Pro用のカメラレンズ保護ガラス「Simplism [PicPro CUSHION] Dinorex」(TR-IP23M3-LCF-DRCCL)は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込2,180円です。

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