【レビュー】iPhone用アンチグレア保護フィルム マイクロソリューション Crystal View Moth

マイクロソリューション Crystal View Moth

マイクロソリューションから発売されている、iPhone用のアンチグレアフィルム「Crystal View Moth」をレビューします。
同社の従来品よりも光の吸収性をアップし、見やすさが向上しています。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。

2024年3月に発売された製品です。
以下の6サイズのラインナップです。

  • iPhone 13/13 Pro/14用
  • iPhone 13 Pro Max/14 Plus用
  • iPhone 14 Pro用
  • iPhone 14 Pro Max用
  • iPhone 15/15 Pro用
  • iPhone 15 Plus/15 Pro Max用

ここではiPhone 15 Proに貼って試してみます。

目次

セット内容と貼り方

Crystal View Moth

▲ フィルイム2枚と、貼り付け作業用のツールがセットになっています。

Crystal View Moth

▲ クリーニングクロスと、アルコールクリーナー、ホコリ取りステッカー類は、フィルム本体にあわせて2セットが付属しています。
ヘラは何度でも使えるので、1点のみ付属です。

Crystal View Moth

▲ 現在では主流になった「ガラスフィルム」ではなく、昔ながらのPET素材のフィルムです。
iPhone 14 Proシリーズ用、iPhone 15/15 Proシリーズ用のDynamic Island部分は、穴あけ加工されています。

Crystal View Moth

▲ 貼り付け作業に入ります。
柔軟性があるので、ガラスフィルムよりも貼るのが難しいです。
貼り方の解説も提供されておらず、位置合わせツールなどもありません。
位置合わせ用と思われるステッカーが付属していますが、使い方がわからないので、今回は無視します。
PETフィルムの貼付に慣れている方なら、問題ありません。
以下に紹介するのは私のやり方です。

Crystal View Moth

▲ まずホコリの少ない環境で作業をするのがおすすめです。
家の中でホコリが少ないのは浴室です。
実際に貼る前に、フィルムをiPhoneの上に重ねてみて、周囲の余白や、位置を確認します。
まれに上下の向きを間違えて貼っちゃう方もいます。

Crystal View Moth

▲ クリーニングクロスで、ホコリを取り除きます。
ホコリがついた状態で、いきなりゴシゴシ拭くと、ガラスを傷つけることがあるので注意してください。
いまのiPhoneは耐水性を備えているので、最初に水洗いする手もあります。

Crystal View Moth

▲ 次にアルコールクリーナーで、指紋や皮脂汚れを拭き取ります。

Crystal View Moth

▲ 青いフィルム状のステッカーは、保護フィルムの付属品としては初めてみるタイプですが、たぶんホコリ取り用です。
仕上げに画面全体をペタペタして、ホコリを除去します。

Crystal View Moth

▲ 「1」と書かれたタブが、粘着面の剥離シートです。
まず上半分だけを剥がします。
慎重に位置を確認しながら、斜めにならないように向きを整えつつ、iPhoneに貼り付けます。

剥離シートを剥がしながら、もう片方の手でヘラで気泡を抜くように押しつけていきます。
もし斜めになっていたら、いったん剥がしてやり直します。

Crystal View Moth

▲ 「2」のタブが貼られた、表面を保護しているシートを剥がします。

Crystal View Moth

▲ 残った気泡を、ヘラで押し出します。
もし中にホコリが入っているのを見つけたら、その部分だけ剥がして、セロハンテープにくっつけて取り除きます。

Crystal View Moth

▲ 完成です。
PET素材のフィルムを貼るのはひさしぶりでしたが、うまく貼れてホッとしました。

使用感

Crystal View Moth

▲ 反射がなくて、黒々とした見た目になることに驚かされます。
のぞき見防止フィルムのような黒さですが、ふつうの透明フィルムです。
製品名にあるMoth(蛾)は、光を反射しにくい蛾の眼に由来したネーミングと思われます。

Crystal View Moth

▲ フィルムを貼っていないiPhone(写真左)と比較すると、このように黒さに違いがあります。

Crystal View Moth

▲ iPhoneの真正面から撮影しても、自分やカメラは映り込んでいません。

Crystal View Moth

▲ ガラスフィルムよりも薄く、エッジが指にふれて気になることもありません。

Crystal View Moth

▲ 画面がスリープしていると、黒い紙を貼ったように見えますが、実際は透明なフィルムです。
透明度や見やすさは問題ありません。
アンチグレア特有の、反射のないマットな質感で、くっきり・はっきり見えます。

Crystal View Moth

▲ アンチグレアフィルムなので、ノイズのようなチラつきはありますが、かなり細かいので、ほとんど気になりません。

Crystal View Moth

▲ さらさらした質感で、指滑りがよく、画面の操作もしやすいです。
触れた指が画面に映り込んでいないので、「はめ込み合成」のような写真になっています。

Crystal View Moth

▲ カメラやセンサーに影響を与えないように、Dynamic Islandの部分は、穴あけ処理されています。
Dynamic Islandの動作によってはズレてしまいますが、黒いスペースが広がるだけなので、あまり気になりません。

Crystal View Moth

▲ Apple純正品など、ほとんどのiPhoneケースを問題なく併用できます。

まとめ

Crystal View Moth

驚くべき低反射の、新しいアンチグレアフィルムです。
iPhoneの有機ELディスプレイが、より黒々として、くっきりと映える画面になります。
光の反射を抑えて、指紋汚れがつきにくく、操作性も良いアンチグレアフィルムは、やはり使いやすいです。
主流のガラスフィルムと比べると、貼るのは難しいですが、いちど貼ってしまえば、かなり快適です。
2枚入りなのも安心です。

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