本日12月1日は世界エイズデーです。
例年Appleはこの日に合わせて、さまざまな企画を実施しますが、今年は規模が小さめです。
まず今年はiPhoneにもApple Watchにも、(PRODUCT)REDモデルが発売されませんでした。
(PRODUCT)REDモデルの製品は、購入額の一部が、エイズ対策のためのグローバルファンドに寄付されるものです。
iPhoneは2022年3月のiPhone SE(第3世代)と、同年9月のiPhone 14が、最後に発売された(PRODUCT)REDモデルです。
Apple Watchの場合は、2023年9月のApple Watch Series 9が最後です。
純正iPhoneケースとApple Watchバンドも、しばらく(PRODUCT)REDカラーは発売されていません。
毎年恒例(2022年を除く)の、Apple StoreでApple Payを使って買い物をすると、Appleが寄付をしてくれるキャンペーンが実施されています。
例年は1回の買い物で1ドル、最大で100万ドルなのですが、今年は1回につき5ドル、最大300万ドルに増額されています。
おそらく最新モデルに(PRODUCT)RED製品がないことによる、寄付額の減少を補填するためと思われます。
エイズデー当日のApple公式サイトのトップでは、これまでは「(RED)を選ぶ。命を救う。」(Choose (RED). Save Lives.)というキャッチコピーが掲げられてきました。
今年は選べる(RED)がほとんど無いためか、「買う。そして、救う。」(Purchase with purpose.)となっています。
特集ページでは、Apple Watch用の(PRODUCT)REDのバンドに合う、レッドカラーの文字盤が配布されています。
しかし残念ながら現在のApple Watchバンドのラインナップには、(PRODUCT)REDモデルがありません。
関連記事:Apple Store/公式サイトで世界エイズデーのキャンペーン開始。12月8日まで、Apple Payでの買い物ごとに5ドルをに寄付。特集ページではApple Watch文字盤を配布
上記の企画を解説するストーリーが、App Storeにアップされています。
公開ページ:(RED)を支援してAIDSに打ち勝とう:App Store ストーリー
2023年に6年ぶりに復活した、アプリ内課金で寄付になるキャンペーンは、今年はありません。
Apple Musicでは世界エイズデーの特集ページが公開されています。
(RED)プロジェクトに参加している寄付つきのアルバムなどが紹介されています。
特集ページ:世界エイズデー | Apple Music