「OverLay Glass for iPad mini Retinaディスプレイモデル/第1世代(0.2mm)」をレビューします。
iPad mini用の、強化ガラス素材の液晶保護カバーです。
「OverLay Glass」は、液晶保護シートの定番商品「OverLay」シリーズで知られるミヤビックスが、自社ブランドで展開している強化ガラスカバーのシリーズです。
このシリーズは厚さ0.2ミリのガラス素材を使用し、コーティングや吸着層を含む全体の厚さは約0.32ミリに仕上げられています。
ほかのガラス製品と同じく、表面硬度は9Hです。
第1世代iPad miniと、iPad mini Retinaディスプレイモデルの両方に対応しています。
製品仕様・貼り付け方法
▲ iPadの画面を奇麗に拭うための、アルコールパッドとクリーニングクロスが同梱されています。
▲ iPad miniのガラス面と、ぴったり同じ大きさに仕上げられています。
▲ 柔軟性と硬度を持ち合わせ、耐久性に優れているとされるガラス素材が使われています。
1884年に創業され、望遠鏡やレンズメーカーへも供給するドイツ・ショット社のガラス素材とのこと。
ガラスでありながら、写真のように曲げることもできます。
▲ ガラスの両面にフィルムが貼れています。
「1」のタブが貼られているのは、iPadに貼る吸着面側の剥離フィルムです。
「2」のタブが貼られた方は、表面を保護しているフィルムです。
▲ 貼り付け作業に入ります。
iPhoneよりも大きい分、貼り付けもiPhone用のガラスカバーより難しいです。
できるだけホコリの少ない環境で作業しましょう。
iPad mini Retinaディスプレイモデルの、スペースグレイモデルに貼り付けます。
▲ 貼り付けの前に、ガラスをiPadの画面に載せて、余白などを確認し、仕上がりイメージを頭にいれておきます。
▲ 付属のアルコールパッドとクリーニングクロスを使って、画面からホコリ・指紋汚れを除去します。
▲ 「1」のタブが貼られた剥離フィルムを剥がして、慎重に位置を確かめながら、iPadの上に置きます。
ガラス製のカバーは、一般的な保護フィルムとは異なり、多少ホコリが入っても、気泡にならず貼り付きます。
画面にガラスをそっと載せるだけで、面白いように自動的に貼り付いていきます。
▲ 「2」のタブが貼られた、表面保護フィルムを剥がせば完成です。
このフィルムは、先に剥がしてしまっても問題ありません。
▲ 大きなホコリやチリが残ってしまった場合は、セロハンテープで取り除きます。
▲ 柔軟性のあるガラスなので、貼り付けたままで端の方を持ち上げて、ホコリを除去することができます。
端の方に入ったホコリなら、位置合わせをしなおすことなく取り除けます。
ガラスを曲げ過ぎて割らないように注意してください。
使用感
▲ iPadのガラス面とぴったり同じ大きさで、見た目では貼ってあることがわかりません。
使用開始から数日経つと、より密着度が増したように感じます。
▲ ガラスの厚みの分、ホームボタン部分に段差が生まれますが、ほとんど違和感なく操作できます。
▲ 上部のFaceTimeカメラとセンサー部分も、カバーされています。
透明度が高いので問題ありません。
▲ 厚みはわずか0.32ミリなので、iPadの薄さを損ないません。
フチの部分に触れても、エッジが手にひっかかるようなことはなく、自然な手触りです。
▲ 指紋や汚れの付きにくいコーティングが施されています。
スペースグレイのiPadは、指紋が目立って気になっていたのですが、このガラスを貼ってからは汚れにくくなった感じがします。
指滑りも良く、画面操作がしやすいです。
▲ Smart CoverとSmart Caseも、なにも貼っていないときと同様に使えて、自動スリープ機能も働きました。
まとめ
大切なiPadの画面を、強化ガラスでしっかり保護でき、安心感を得られます。
まるで何も貼っていないような見た目と質感で、満足度の高い仕上がりです。
使っているうちに、貼ってあることを忘れてしまうほどです。
柔軟性のある素材で、貼り付け時に混入したホコリの除去がしやすいです。
表面コーティングのおかげで、スペースグレイモデルでも指紋汚れが目立ちにくくなりました。
iPhone用に比べるとサイズが大きいので、そのぶん価格も高いですが、傷が付かず長く使えることを考えると、それほど割高ではありません。
保護シートの老舗メーカーが選んだガラス素材だけのことはあり、しっかりとした品質です。
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