2016年2月26日にApple Store札幌が閉店してから、4年が経ちました。
おさらいすると、同店は入居しているビルの再開発のために「移転」するとして、移転先未定のままで閉店しました。
「移転先を探して再開を目指す」「より利用しやすい場所で再び開業したい」というAppleのコメントが、閉店後に地元紙で伝えられました。
関連記事:【レポート】涙のハイタッチ – Apple Store札幌、閉店の記録
「iをありがとう」では閉店以降は毎年、この話題を取り上げています。
関連記事:【編集後記】Apple Store札幌の閉店から1年
関連記事:【編集後記】Apple Store札幌の閉店から2年
関連記事:【編集後記】Apple Store札幌の閉店から3年
2018年4月のApple新宿オープンから、Appleは「5年計画」として、国内の直営店を新規オープン・リニューアルすることを明らかにしています。
その5年計画も1年10か月が経過しましたが、札幌に再オープンする気配は、まだありません。
昨年の記事で「ここに入ってほしい」と紹介した大同生命札幌ビルは、この春の開業に向けて、順調に工事が進んでいるようです。
しかしこの1階がApple Storeになるかは、まだわかりません。
現状を見る限り、Apple Storeの雰囲気では無さそうです。
もうひとつ、ここにできるかもと注目したのが、大通のビル「札幌ZEROGATE」です。
ここはフォーエバー21がまるごと1棟使っていた建物です。
同店が日本撤退を表明し、テナントが無い空きビル化するはずでした。
しかし昨年末に現地を確認しにいってみると、ラオックスがすでに入っていました。
外壁にフォーエバー21の看板もつけたままで、店内の不要なエスカレーターを封鎖して、急遽「居抜き」で入った様子。
「ゼロゲート」といえばパルコが運営しているビルで、Apple京都の入っている建物もゼロゲート物件なので、期待していたのですが。
札幌は北海道新幹線の延伸に向けて、駅周辺の大規模な再開発が予定されています。
かつて札幌西武があった駅前の土地も、所有者のヨドバシカメラが複合商業施設をオープンする計画のようです。
ショッピングセンター内にオープンしたApple川崎の例があるので、可能性のある場所は、札幌市内のいたるところにある気がします。
「5年計画」は昨年12月のApple川崎以降、動きが見られません。
札幌も現時点では求人募集なども出されておらず、オープンするとしても、まだ先になりそうです。
首都圏のApple Storeは、2020東京オリンピックに向けて整備したと見られています。
札幌でもマラソン・競歩が行われることになったので、Apple Storeがあった方がいいですよね。
なにより札幌・北海道のユーザーが、4年間ずっと切望しています。